「罪の声」は2016年に第七回山田風太郎賞を受賞した、塩田武士による同名ミステリー小説を原作とした映画。昭和最大の未解決事件をモチーフに、事件の真相を追う小栗演じる新聞記者・阿久津英士と、星野扮する幼少期にこの事件に関わってしまった男・曽根俊也の物語が描かれる。監督は「いま、会いにゆきます。」「涙そうそう」「ハナミズキ」「麒麟の翼~劇場版・新参者~」「ビリギャル」などで知られる土井裕泰。脚本は「逃げるは恥だが役に立つ」「重版出来!」「アンナチュラル」「空飛ぶ広報室」や「図書館戦争」シリーズなどを手がけた野木亜紀子が担当している。
小栗と星野の出演について原作者の塩田は「映像化は容易ではない、と考える自分がいるのは事実だ。しかし、阿久津英士役に小栗旬さん、曽根俊也役に星野源さんと伺ったとき、自分のイメージを超える配役だと膝を打った」とコメント。小栗は「独特の存在感を持ち、物腰が柔らかく、私自身、時折ただのファン目線で一緒に撮影していることを喜んでしまう」、星野は「随分前から知り合っていた小栗くんと初めてじっくりとお仕事できる」と、それぞれ初共演を喜んでいる。
映画「罪の声」は3月末よりクランクインしており、6月にクランクアップ予定。
小栗旬 コメント
原作を読み終えたあと、開けてはいけないと言われている扉をあけてしまったような興奮と不安を持ったことを覚えています。
この作品を映画化するのか、これは覚悟のいることだなと思いましたが、制作チームにお会いし、皆さんの揺るぎない覚悟を伺って、その覚悟の一員にさせてもらうことを決意しました。
素晴らしいスタッフ、キャスト、そして独特の存在感を持ち、物腰が柔らかく、私自身、時折ただのファン目線で一緒に撮影していることを喜んでしまう、
時代が変わろうとしている今、それでも忘れ去ってはいけない小さな小さな声がある。
ご期待下さい。
星野源 コメント
3年前、とある作品の撮影中にプロデューサーの那須田さんと雑談していた時。この作品のストーリーを聞き、その発想と恐ろしさに激しく鳥肌が立ったのを今でも覚えています。「この役を源ちゃんでイメージしているんだ」と言って頂いた時から長い年月を経て、その役・曽根俊也を演じられることを感慨深く、嬉しく思います。そして、随分前から知り合っていた小栗くんと初めてじっくりとお仕事できること、心から信頼し、尊敬している土井監督、野木さんとまたご一緒できることも本当に嬉しく、幸せに思います。悲劇でありながらも、人間がこの社会で生きる上でとても大切なメッセージが込められたこの作品の中で、曽根俊也の悲しみと共に生き、演じていきたいと思います。
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緋村 月 @himuralight
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