1992年に死去した
この号では“表現者・尾崎豊”というテーマで、尾崎の圧倒的な才能を掘り下げるために彼のさまざまな関係者に取材を実施。尾崎が残した秘蔵の創作ノート、共にステージで闘った愛機、彼にインスピレーションを与えた場所や風景、そして彼を支えた音楽仲間などを紹介し、1冊を通してその魅力に迫る。
「新世代シンガーソングライターが語る、尾崎という音楽の原体験。」と題したページでは、
「Pen」5月1・15日GW合併号 特集「尾崎豊、アイラブユー」目次
・アートディレクター・田島照久撮影 秘蔵写真公開 9ページ
・日本・海外の表現者から刺激をもらい、学んだ。
・孤高のシンガーが駆け抜けた、26年の生涯。
・6枚のアルバムに残した、全71曲を完全紹介。
・42回も飛んだ!デビュー作のジャケ写撮影秘話。
・人気作詞家・
・熱き魂が秘められた、自筆の創作ノートを特別に公開。
・絶頂期の発言で振り返る、「若き天才」の光と影。
・稀有な詩人の基礎をつくった、8冊の愛読書。
・音楽プロデューサー・須藤晃が明かす、ふたりの記憶。
・
・楽曲のモチーフとなった、ゆかりの地を訪ねて。
・ともに闘い、パフォーマンスを支えたギター
・バンドメンバーが見た、カリスマの素顔。
・当時の音楽雑誌は、この新星をどう扱ったのか。
・新世代シンガーソングライターが語る、尾崎という音楽の原体験。
(
・最愛の曲を発表します! これが私のベスト3
(茂木健一郎 /
・生誕50周年、「幻のボックスセット」誕生秘話。
・息子・
「Pen」担当編集 コメント
平成4年の4月25日、尾崎豊さんは26歳で夭逝しました。日本列島に桜の季節が過ぎ去り、ファンの肩を冷たい雨が濡らしてから今年で27回目の4月を迎えます。新たな時代の節目を迎え、別れと出会い、終わりと始まりが交差するこの春、本特集ではかつて若者の代弁者であった男をクローズアップしました。
今回の特集を実現させるにあたりふたりの協力者のお力なくしては成立し得ませんでした。ひとりは尾崎さんの音楽プロデューサーであった須藤晃さん、そして10年間尾崎さんの写真を撮り続け、すべてのアートワークを担当した田島照久さんです。須藤さんも田島さんもデビューから亡くなるまで尾崎さんを支えた間柄。そこで、須藤さんには秘蔵のポラロイド写真をご提供いただき、知られざる尾崎さんとのふたりの想い出の紹介に加えて、「尾崎豊とはいったい何者だったのか?」というエッセイを特別に寄稿いただきました。また穏やかな尾崎さんの表情が印象的な表紙。こちらは田島さんがNYで撮り下ろした、貴重な一枚をご提供いただいています。巻頭のグラビアでもこれまであまり知られることのなかった、ロックミュージシャン・尾崎豊のクールな佇まいがわかるカットを厳選し、構成しております。
今回ならではのユニークな企画のひとつに、尾崎さんの楽曲のモチーフとなったゆかりの場所を訪ねるというページがあります。たとえば、尾崎さんの母校の練馬の中学に特別な許可を得て校内に足を踏み入れ、廊下と窓ガラスといった名曲「卒業」のモチーフとなった原風景を撮りおろし。また代表曲「十七歳の地図」で描かれている、渋谷クロスタワーから眺める、目に突き刺さるような夕陽とその風景など、歌詞の一節にちなんだ場所にも注目しました。そのほか音楽仲間が語る、素顔の尾崎さんと知られざる武勇伝。ステージでともに闘った愛機、貴重な創作ノートなど、尾崎さんの記憶を呼び起こす企画など盛りだくさんの内容です。
特集の後半部は、日本の音楽シーンを牽引するシンガーソングライターたち、俳優、脳科学者、評論家、ラッパーなど各界で活躍されている著名人に尾崎豊の魅力について語っていただきました。それぞれのフェイバリットソングや印象的なエピソード、かつて少年少女時代に共感し、改めて感じるその才能の凄みなど、それぞれの「尾崎愛」を告白いただいています。
ラストを飾るのは、実の息子で同じくシンガーソングライターとして活躍される尾崎裕哉さん。田島照久氏がかつて父・尾崎豊を撮影したときのテンションで、今年30歳を迎える成熟した大人の裕哉さんを撮影いただいています。また裕哉さんが語る、アーティスト・尾崎豊の偉大さとは?というインタビューも必見。いまの裕哉さんがだからこそわかる、その孤独さや歌詞に込められた意味などについて考察をいただきました。
平成最後の特集であり、永久保存版とも言える「尾崎豊」特集。話題になることをお約束します。是非とも、ご期待ください。
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雑誌「Pen」尾崎豊特集に石崎ひゅーい、奇妙礼太郎、家入レオ、ランペ吉野、般若(コメントあり) - 音楽ナタリー https://t.co/EO1uvtFMlG