7月19日に全国公開される
新海監督とRADWIMPSのタッグは、2016年公開の大ヒット映画「君の名は。」以来3年ぶり。「天気の子」では、天候の調和が狂っていく時代に運命に翻弄される少年と少女が、自らの生き方を選択していく物語が描かれる。
RADWIMPSは2017年8月頃に監督からのオファーを受け、以降前作同様に脚本段階からミーティングを重ねて制作作業を行っているとのこと。楽曲制作についてRADWIMPSは「恐らくそんじょそこらのカップルよりも頻繁に、毎日毎日新海さんとメールのやり取りをしながら作業を進めています」「再び新しい冒険をご一緒させて頂けることを誇りに思います」とコメントしている。
本日4月10日に公開された予告編では、劇中音楽およびRADWIMPSによる映画主題歌の1つ「愛にできることはまだあるかい」の一部を聴くことができる。予告編の編集は新海監督自らが務めた。
RADWIMPS コメント
今回、
2017年の夏、不意に監督から「脚本を読んでもらえませんか?」というメールを頂きました。僕は「喜んで読ませて頂きます」と返事をしました。そこから僕たちの「天気の子」の物語が始まりました。
現在も鋭意制作中です。前作以上にストーリー作りの場にも参加させて頂き、強固なチームワークの中で作品作りができている喜びを感じています。恐らくそんじょそこらのカップルよりも頻繁に、毎日毎日新海さんとメールのやり取りをしながら作業を進めています。
新海監督は最初に仕事をした時と何も変わらず、誰よりもまっすぐに純粋に頑固に、時に不器用に作品と向き合っています。そして各セクションのスタッフが目下全力でそんな監督を支えています。再び新しい冒険をご一緒させて頂けることを誇りに思います。
たまに心折れそうにもなりますが、(劇中に登場する)帆高や陽菜の懸命さに負けないよう自分ももがきながら作っています。この映画を観てくださる皆さんの中に、晴れやかな気持ちが広がりますように。
ぜひ、楽しみにしていて下さい。
新海誠監督 コメント
「君の名は。」公開からちょうど1年となる2017年8月26日に、書き上がったばかりの「天気の子」の脚本を洋次郎さんに送りました。最初は音楽オファーのつもりでもなかったのですが、この脚本から洋次郎さんの頭の中にどんな音が聴こえてくるのかを、個人的にどうしても知りたかったのです。
その後「愛にできることはまだあるかい」を受け取って、「これは作るべき映画になる」と強く思えました。こういう体験をしたかったのだと──洋次郎さんに脚本を送った理由を、自分自身で深く納得してしまいました。
RADWIMPSとふたたび一緒に映画を作るにあたって最初に話したのは、「お互い初めましての気持ちでやりましょう」ということと、「前回とは違うことをやりましょう」ということでした。同じことはやらず、でももっと面白いものを。一度一緒に仕事をしているからこそ、僕たちは「君の名は。」を踏まえた上で、更に良いものを観客に届けることが出来るはずだと考えました。それは映画本編も同じです。前作とは違うもので、でももっと驚きと昂奮の詰まった作品にすべく、今はスタッフ全員で奮闘しています。
あたらしい物語と音楽を、楽しみにお待ちいただければとても嬉しいです。
リンク
- 映画『天気の子』予報(予告篇) - YouTube
- 映画『天気の子』公式サイト
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RADWIMPS×新海誠監督、新作「天気の子」で「君の名は。」以来3年ぶりタッグ(コメントあり / 動画あり) - 音楽ナタリー https://t.co/0ryKqJolRr