今回の企画は、ともに札幌ヒップホップシーンの活性化に大きく貢献した人物であるILL-BOSSTINOとB.I.G. JOE、そして福岡を拠点に世界的な活動を続けるOlive OilとPopy Oilの計4人が、今年のゴールデンウィークに福岡・天神club BASEのカウンターに居合わせたことから実現したもの。
Olive OilとPopy Oilが普天間基地の移設問題で揺れる徳之島出身だったことから、迷走を繰り返す移設問題についての会話の延長で「一緒に曲を作ろうぜ」「何か俺らからもメッセージを発信しよう」「ヒップホップの人間にだって言い分があるってことを証明しよう」「未来に生きる日本人に希望を残せるような曲を作ろう」という提案が上がり、「MISSION POSSIBLE」が制作されることになった。
2008年に起こったビーフ騒動の渦中で対立していたILL-BOSSTINOとB.I.G. JOEが、Olive Oilのトラックにのせてストリートからの言葉で平和と調和を表現。日本列島の北と南のヒップホップ代表が提示する「可能な使命」と名付けられたメッセージを、この作品から感じ取ってみよう。
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Olive Oil(OILWORKS)x ILL-BOSSTINO(THA BLUE HERB)x B.I.G. JOE(MIC JACK PRODUCTION)「MISSION POSSIBLE」
[CD] 2010年7月21日発売 / OILWORKS Rec, THA BLUE HERB RECORDINGS, TRIUMPH RECORDS / MPSN-0001
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音楽ナタリー @natalie_mu
BOSS×B.I.G. JOE×Olive Oilが普天間基地問題でコラボCD http://natalie.mu/music/news/32588