the telephones、レア曲続出!北浦和KYARAで10周年ツアー完走

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the telephonesの全国ツアー「メジャーデビュー10周年、まだ行ったことのない都道府県に行くツアー(決)」が2月28日に、彼らの地元である埼玉・Livehouse KYARAにてファイナルを迎えた。

the telephones「メジャーデビュー10周年、まだ行ったことのない都道府県に行くツアー(決)『帰ってきた十万石DISCO!!!」』」の様子。(Photo by Takahiro Takinami)

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埼玉・Livehouse KYARAの楽屋で倒れるthe telephones。(Photo by Takahiro Takinami)

埼玉・Livehouse KYARAの楽屋で倒れるthe telephones。(Photo by Takahiro Takinami)[拡大]

その名の通りメジャーデビュー10周年を記念した本ツアーでthe telephonesは、キャリアの中でワンマンライブをしたことがなかった佐賀、島根、奈良、和歌山を回り、結成の地である埼玉の北浦和へと帰還。「帰ってきた十万石DISCO!!!」と題したファイナル公演ではライブアンセムの数々やライブであまり披露することのなかった初期ナンバーなどを約2時間にわたって演奏した。

岡本伸明(Syn, Cowbell, Shriek)(Photo by Takahiro Takinami)

岡本伸明(Syn, Cowbell, Shriek)(Photo by Takahiro Takinami)[拡大]

おなじみのオープニングSEが流れる中ステージに現れたthe telephonesは、石毛輝(Vo, G, Syn)の「Are you DISCO?」の呼びかけから「Urban Disco」でライブの口火を切る。満員のフロアからは「I am DISCO!!!」の声が上がり、瞬く間に会場の熱気が上昇していった。「Baby, Baby, Baby」ではカウベルを手にした岡本伸明(Syn, Cowbell, Shriek)が、長島涼平(B, Cho)に歩み寄ってちょっかいを出したかと思えば、観客をかき分けて最後方まで移動してパフォーマンスをするなど大活躍。激しい動きでファンの視線を惹き付け、フロアの盛り上がりに一役買った。

the telephones「メジャーデビュー10周年、まだ行ったことのない都道府県に行くツアー(決)『帰ってきた十万石DISCO!!!」』」の様子。(Photo by Takahiro Takinami)

the telephones「メジャーデビュー10周年、まだ行ったことのない都道府県に行くツアー(決)『帰ってきた十万石DISCO!!!」』」の様子。(Photo by Takahiro Takinami)[拡大]

観客からの「おかえり!」の声を受けて石毛は「ただいま!」とホームである北浦和に帰ってきたことを実感した様子。「本当にここは特別なところだからいるだけでドキドキします。だからこのドキドキを弾けさせようと思います。バカみたいに踊ろうぜ!」と叫んでから「A.B.C.DISCO」をメンバーと共に熱演し、来場者からのシンガロングを受けた。「SAITAMA DANCE MIRROR BALLERS!!!」の冒頭では岡本がシンセのフレーズを弾き間違えてしまうハプニングも。4人はそれを力技で乗り切り、パワフルなサウンドで観客を踊らせた。

長島涼平(B, Cho)(Photo by Takahiro Takinami)

長島涼平(B, Cho)(Photo by Takahiro Takinami)[拡大]

長島が鳴らす骨太なベースラインが特徴的な「electric girl」、the telephonesとして初めて作った楽曲だという「Used Skin」を披露したあと、4人は自分たちのデビュー10周年とLivehouse KYARAの20周年を来場者と共にお祝い。そして過去にLivehouse KYARAで働いていた石毛、長島、松本誠治(Dr)が当時のことを振り返る。彼らは、石毛と長島がthe telephonesの活動に専念するためにLivehouse KYARAで働くのを辞めたことで、人材が必要になり入れ替わるように松本がこのライブハウスで働き始めたことなどを明かし観客を笑わせた。

「My Final Fantasy」「I and I」とレアな選曲でファンを驚かせたあと、the telephonesはキラーチューン「HABANERO」を皮切りにライブ定番曲を次々と披露。「Don't Stop The Move, Keep On Dancing」が始まる前には岡本が「普段飼い慣らされてるだろ。俺が飼い慣らしから解いてやる! 今からお前らは国のトップだ!」などと謎の発言を繰り出し、独特のダンスを来場者に伝授した。終盤4人は「sick rocks」や「Keep Your DISCO!!!」でフロアを更に熱狂の渦に巻き込み、最後は「Love&DISCO」で本編を終了させた。

アンコール1曲目はレコーディングすらされておらず、自分たちも正解がわからないという初期のナンバー「Nue」。Livehouse KYARAで初めてライブをした日の1曲目に演奏した楽曲で、10年以上ぶりに披露したことをメンバーが明かすと観客たちからは音源化を求める声が上がっていた。アンコールの最後を飾ったのは無期限活動休止を宣言した2015年に発表したオリジナルアルバム「Bye Bye Hello」の収録曲「Something Good」で、この曲を歌う前に石毛は「リリースした頃はどんな気持ちで歌っていいかわからなかったけれど、今は胸を張っていい曲だって言えます」と当時の心境を語りつつ、すがすがしい表情を見せた。

the telephonesはメジャーデビュー10周年イヤーである今年、大型音楽イベント「VIVA LA ROCK 2019」や「METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2019」に出場するほか、9mm Parabellum Bulletやキュウソネコカミのツアーに参加する予定。また「メジャーデビュー10周年、まだ行ったことのない都道府県に行くツアー(決)」の特別公演としてBRAHMANとのツーマンライブ「メジャーデビュー10周年、まだ行ったことのない都道府県に行くツアー(決)~釜石スクラムDISCO!!!~」を3月16日に岩手・チームスマイル・釜石PITにて開催する。

the telephones「メジャーデビュー10周年、まだ行ったことのない都道府県に行くツアー(決)」2019年2月28日 Livehouse KYARA セットリスト

01. Urban Disco
02. I Hate DISCOOOOOOO!!!
03. Baby, Baby, Baby
04. Jesus
05. A.B.C.DISCO
06. SAITAMA DANCE MIRROR BALLERS!!!
07. electric girl
08. Used Skin
09. My Final Fantasy
10. I and I
11. HABANERO
12. DaDaDa
13. Don't Stop The Move, Keep On Dancing
14. sick rocks
15. Keep Your DISCO!!!
16. Monkey Discooooooo
17. Love&DISCO
<アンコール>
18. Nue
19. with one
20. Something Good

メジャーデビュー10周年、まだ行ったことのない都道府県に行くツアー(決)~釜石スクラムDISCO!!!~

2019年3月16日(土)岩手県 チームスマイル・釜石PIT
<出演者>
the telephones / BRAHMAN

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松本誠治 @Sei_j_Matumoto

記事の元はこっち!あざす!

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