「愛情出演」は岡本かの子の短編小説集「老妓抄」に感銘を受けた台湾の女性監督・郭珍弟(グオ・チェンディ)が、その中に収録された短編小説「越年」にフォーカスを当て脚本を書き下ろしたもの。同時間帯に3つの土地で繰り広げられる、3組の男女による3つのラブストーリーが描かれる。
本作では「越年」を原作とした物語を台湾で、「越年」にインスパイアされたオリジナルストーリーを日本とマレーシアで撮影する予定で、「日本の雪景色」という監督のリクエストを受け、日本では山形が撮影地に選ばれた。山辺町出身の峯田と山形市出身の橋本は幼なじみという役柄で、本作にて初共演を果たす。
映画では、峯田演じる寛一(ひろかず)が幼なじみであり初恋の相手でもある、橋本演じる碧(あおい)へ思いを伝えることなく上京し、十数年ぶりに故郷の山形へと戻る。そこで再会した碧をはじめ、故郷で出会う人々のぬくもりに触れた寛一が自分の居場所を取り戻していく姿がハートフルに描かれる。撮影は2月9日にスタートし、山形市の西村写真館、山形駅前、蔵王、上山市楢下、山辺町作谷沢などで行われているとのこと。2020年の公開を目指し、制作が進められているので、続報も楽しみにしておこう。
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