SHANK、自由に派手に「WANDERSOUL」届けた新木場公演

2

187

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 36 150
  • 1 シェア

SHANKが本日2月3日に長崎・Studio Do!にてライブツアー「WANDERSOUL TOUR 2018-2019」を終幕させた。このツアーは彼らが昨年9月発売のミニアルバム「WANDERSOUL」を携えて10月にスタートさせたもの。この記事では1月27日に行われた東京・新木場STUDIO COAST公演の模様をレポートする。

SHANK「WANDERSOUL TOUR 2018-2019」東京・新木場STUDIO COAST公演の様子。(撮影:半田安政[Showcase])

SHANK「WANDERSOUL TOUR 2018-2019」東京・新木場STUDIO COAST公演の様子。(撮影:半田安政[Showcase])

大きなサイズで見る(全30件)

最初にこの日のゲスト・dustboxが登場し、「Riot」「Rise Above」といったアップテンポなナンバーで会場を温めていく。彼らはまだSHANKメンバーが10代だった頃に初競演をしたと言い、「かわいかった」「演奏がはちゃめちゃすぎて、逆にテンションが上がって仲良くなった」と当時を回想しながらライブを進行していった。その後、ライブ会場限定で販売中のシングル収録曲「Farley」や、フロアにサークルモッシュがいくつも発生した「Hurdle Race」などを続けたあと、「これからもよろしく」というSHANKへのメッセージと共に「Jupiter」を届けてSHANKへとつないだ。

庵原将平(Vo, B / SHANK)(撮影:半田安政[Showcase])

庵原将平(Vo, B / SHANK)(撮影:半田安政[Showcase])[拡大]

松崎兵太(G, Cho / SHANK)(撮影:半田安政[Showcase])

松崎兵太(G, Cho / SHANK)(撮影:半田安政[Showcase])[拡大]

池本雄季(Dr, Cho / SHANK)(撮影:半田安政[Showcase])

池本雄季(Dr, Cho / SHANK)(撮影:半田安政[Showcase])[拡大]

SHANKは「Surface」をゆっくりプレイして観客の期待を煽る。そして池本雄季(Dr, Cho)の刻むドラムに乗せ一気にテンポアップすると、最新アルバム「WANDERSOUL」収録曲「Phantom」「Grassroots」を続け、オーディエンスは待ってましたとばかりにモッシュやクラウドサーフを繰り返した。庵原将平(Vo, B)が「言うこともあんまりないんで、自由に、派手にやっていってください」と普段通りにファンへ声をかけたあと、「WANDERSOUL」について「めちゃいいアルバムなんで」と胸を張り、3人は松崎兵太(G, Cho)による歪んだギターリフが印象的な「Smash The Babylon」でライブを再開。そのまま「620」「Hope」とマイナーコードのナンバーをアグレッシブに届けてファンを踊らせたかと思えば、「Movie」では庵原がおどけながら演奏。さらにフロアから「ケツ出してー」とのヤジが飛ぶと「おっさんのケツ見て何が楽しいんだよ」と返しつつも、続く「Wall Ride」のイントロで庵原が尻を出して見せるなど、彼ら自身も自由なステージングを見せていった。

SHANK(撮影:半田安政[Showcase])

SHANK(撮影:半田安政[Showcase])[拡大]

この日のライブでは、「Wake me up when night falls again」のアウトロで松崎が気持ちよさそうにギターソロを弾き切りそのまま「Knockin' on the door」のイントロのフレーズへとなだれ込むなど、曲のつなぎ方やアレンジにも彼らのこだわりが光る。またdustboxについて「映画版のときだけいいやつになるジャイアンみたい」と庵原が独特な例えで表現しつつも「大事な先輩」であると説明したあとに始まった「Wake Up Call」では、先輩へのリスペクトの思いを込めるようにグルーヴィな演奏が届けられた。終始言葉少なめな彼らだったが、最後に庵原が「いつまでこんなふざけた生活できるのかわかんないですけど、燃え尽きるまでやるのでよろしくお願いします」と思いを語り、3人は「Set the fire」「Extreme」を丁寧にプレイ。最後に「submarine」を駆け抜けるように演奏して本編を終えた。

アンコールで彼らは自主企画イベント「BLAZE UP NAGASAKI 2019 in HUIS TEN BOSCH」を6月8日に長崎・ハウステンボスで開催することを発表。祝福ムードの会場に「Long for the Blue moon」「Cigar Store」「BASIC」を投下し、再び会場を盛り上げてライブを締めくくった。

関連する特集・インタビュー

この記事の画像(全30件)

SHANK「WANDERSOUL TOUR 2018-2019」
2019年1月27日 新木場STUDIO COAST セットリスト

dustbox

01. Riot
02. Try My Luck
03. Not Over
04. Rise Above
05. Break Through
06. Bird of Passage
07. Bitter Sweet
08. Farley
09. Here Comes A Miracle
10. Hurdle Race
11. Tomorrow
12. Jupiter

SHANK

01. Surface
02. Phantom
03. Grassroots
04. Good Night Darling
05. Smash The Babylon
06. 620
07. Hope
08. Movie
09. Time is...
10. Midsummer's Wave
11. Life is...
12. Wall Ride
13. #8
14. Wake me up when night falls again
15. Knockin' on the door
16. Wake Up Call
17. Departure
18. Honesty
19. Weather is Beautiful
20. Set the fire
21. Extreme
22. submarine
<アンコール>
23. Long for the Blue moon
24. Cigar Store
25. BASIC

BLAZE UP NAGASAKI 2019 in HUIS TEN BOSCH

2019年6月8日(土)長崎県 ハウステンボス 第一駐車場特設ステージ

全文を表示

読者の反応

  • 2

みつと @mitsuto_

【ライブレポート】SHANK、自由に派手に「WANDERSOUL」届けた新木場公演(写真30枚) - 音楽ナタリー https://t.co/daewyuooOg

コメントを読む(2件)

関連商品

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 SHANK / dustbox の最新情報はリンク先をご覧ください。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。