AKB48グループ新成人は“平成の大トリ世代”、荻野由佳「グループを引っ張っていきたい」

AKB48グループの新成人メンバーによる成人式が、本日1月14日に東京・神田明神で行われた。

今年の新成人メンバーは荻野由佳（NGT48チームNIII）、込山榛香（AKB48チームK）、北川綾巴（SKE48チームS）、朝長美桜（HKT48チームKIV）、川上千尋（NMB48チームM）、土路生優里（STU48）、大久保美織（BNK48）ら45名。このうち体調不良のため欠席となった三島遥香（STU48）を除く44名が成人席に出席し、鮮やかな振袖に身を包んでご祈祷を受けた。

囲み取材ではまず44人が1人ずつ新成人となった心境や今後についてコメント。12歳のときにNMB48に加入した城恵理子（NMB48チームBII）は「やっと20歳になったかという気持ち。20歳になったので、これからは寝坊しないように精一杯起きたい」と感慨深げに語り、NMB48新チームNのキャプテンに任命された川上は「新チームNのキャプテンになったので、NMBに革命を起こせるような存在になりたい」と意気込む。朝長は「指原さんが卒業するのは不安なんですが、HKT48でみんなで穴を埋められるように力を合わせてがんばっていきたい」と力強く語り、荻野は「20歳になって大人のメンバーの仲間入りをするということで、グループを引っ張っていきたい。20歳になったら人生初のショートカットに挑戦してみたいと思います！」と宣言してメンバーと報道陣を驚かせた。

今年のグループの目標について尋ねられると、SKE48の北川は「SKE48はナゴヤドームに単独で立てるようにがんばっています。毎年立てるようになって、愛知県の誇りと言われるようなグループになりたい」、NMB48の川上は「（山本）彩さんが卒業して新生NMB48になったということで、彩さんたち1期生がたくさんいた全盛期以上にグループを輝かせて、京セラドームに立って、笑いの絶えないグループにしたい」と目を輝かせる。NGT48の荻野も「2期生の後輩も入ってきたので、また新たな気持ちで再スタートする気持ちでがんばっていきたい。全国ツアーもさせてもらえるくらい、勢いのあるグループになりたいです」としっかりとした口調で語った。

自作の振袖を着て登場し、注目を集めたのは外薗葉月（HKT48チームTII）。1年前から自作の振袖で成人式に出ようと考えていたという彼女が「（製作期間は）夏から作っていたので半年くらい。費用は3000円くらいで……お恥ずかしいんですけど」とコメントすると、メンバー間に「すごい！」という声が飛び交った。記者から毎年恒例の「今年の新成人は何世代？」という質問が飛ぶと、荻野はメンバーを代表して「今年の私たちは“平成の大トリ世代です！ 私たちの代で平成の成人式はこれで最後ということで、名付けさせていただきました」と宣言。最後に彼女は今年の選抜総選挙の目標順位を尋ねられると、「総選挙はもちろん次もあったら参加させていただこうという気持ちはあって、もちろん去年よりランクアップを目指したいと思うんですけど……いけるんだったら上へいきたいです。でもまだ（1位と）言える勇気がなくて……でも私も一生懸命がんばって、できるならナンバー1を目指したいです」と謙虚に語った。

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