OH MY GIRL、幸せ噛み締めた日本デビューツアーに幕

OH MY GIRLが本日1月6日に東京・日本青年館ホールで日本デビューを記念したライブツアー「OH MY GIRL 日本デビュー記念 1st LIVE TOUR 2019」の最終公演を行った。

1月9日に日本デビューアルバム「OH MY GIRL JAPAN DEBUT ALBUM」をリリースするOH MY GIRL。昨年の夏に派生ユニット・OH MY GIRL BANHANAとして日本での活動を経験した7人が今作で正式な日本デビューを果たすとあって、会場には熱烈なMIRACLE（OH MY GIRLファンの呼称）が駆けつけた。

ホール内が暗転し、ステージ上のスクリーンには彼女たちのミュージックビデオで構成されたオープニングムービーが流れ始めた。映像が終わると、レースがあしらわれたピンクの衣装に身を包んだヒョジョン、ミミ、ユア、スンヒ、ジホ、ビニ、アリンが登場。代表曲「Secret Garden Japanese ver.」でライブをスタートさせる。2曲目の「CLOSER Japanese ver.」を凛とした表情で歌い踊ったメンバーは、2階席まで埋め尽くされた観客の多さに感嘆の声を漏らした。そして「One Step Two Step」で可憐に舞ったあと、彼女たちはヒョジョンがお気に入りだという「WINDY DAY Japanese ver.」でキレのあるパフォーマンスを繰り広げた。その後ミミが「涼しくなると思ったんですけど、熱くなっちゃいましたね」と息を切らしながら話し、同曲のレコーディングについて「“ず”と“ん”の発音が難しかったんですけど、ファンを思いながらがんばりました」と振り返った。

軽やかなステップを踏んだ「Sixteen」、観客の手拍子が響き渡った「ECHO」を経て、チェック柄の衣装に着替えた7人。彼女たちは舞台に用意されたスツールに腰掛けて「Agit」を歌い上げたのち、「Real World」ではステージを自由に移動し、MIRACLEの近くで楽曲を届けていた。めまぐるしく変わるフォーメーションで「Twilight」をクールに踊ったメンバーは、ライブ終盤で「CUPID Japanese ver.」「LIAR LIAR Japanese ver.」「Coloring Book Japanese ver.」とアッパーチューンを畳み掛けてオーディエンスを沸かせた。

会場が興奮に包まれる中、メンバーは今回のツアーについてそれぞれ感想を述べていく。ミミは「日本でこんなにたくさんのファンに会えて信じられない気持ちでいっぱい」、ユアは「たくさんのファンに会えてうれしい。ファンの方が自慢できるような歌手になりたいです」と喜びをあらわに。ビニは「念願の日本デビューが決まってからは皆さんに素敵な姿を見せられるのか心配だったけど、応援してくださる方々のおかげで自信が持てるようになった」、ヒョジョンは「皆さんが温かい目で見てくださって、幸せなステージができました。ずっとそばにいてくださいね」と語る。ジホは「もっと大きい会場で皆さんに会いたい。今回コンディションがよくないメンバーが懸命にがんばる姿を見て刺激を受けた」、スンヒは涙ぐみながら「私は歌と躍りが大好きで歌手になりたいと思ってがんばってきた。素敵なメンバーと出会いこんなステージに立ててうれしい」と思いを口にした。そしてアリンは「MIRACLEといい思い出が作れて幸せ。次のステージまで待っててください」とこの日のために書いてきた手紙を読み上げた。なかなか泣き止まないスンヒを見たミミが「泣いたり笑ったり忙しい子だねー」と語りかけ、場内に温かいムードが漂う中、7人は「花火（Remember Me） Japanese ver.」で本編を締めくくった。

アンコールを求める拍手に応えて、舞台に再登場したメンバーはバラードソング「Our Story」「B612」をエモーショナルに歌唱。ラストソング「Illusion」をファンに手を振りつつ歌い、名残惜しそうな表情でステージをあとにした。なお本日のライブの模様は1月30日（水）22:30よりMUSIC ON! TVにて独占放送される。