12月31日(月)にNHK総合ほかで放送される「第69回NHK紅白歌合戦」のリハーサルが、本日12月29日に東京・NHKホールで行われている。この記事では
坂本冬美
今年で30回目の紅白出場となる坂本冬美は、紅組のトップバッターとして「夜桜お七」を披露する。「昭和最後(1988年の第39回)に初出場させていただいて、30回目の平成最後にトップバッターですから。スタートをビシッと決めて、トリの石川さゆりさんまでつなげたい」と意気込み、「演歌で始まって演歌で終わるのはうれしいことですね」と喜んだ。このパフォーマンスにはダンスの世界大会「WORLD OF DANCE」で2年連続優勝を果たした女性ダンスチーム・FabulousSistersと、男子新体操のプロパフォーマンスユニット・BLUE TOKYOが参加する。坂本はこのコラボレーションを「若いパワーをいただいて、華やかにお届けできれば」とアピールした。石川さゆり
紅組のトリを務める石川さゆりは、囲み取材で災害が多かった1年を振り返りつつ「(歌で)皆さんの心に寄り添えたらと思います」とコメント。さらにトリの大役を担当するにあたって「皆さんに応援していただいて幸せなこと。歌い手として恩返しをしたい」とほほえみ、衣装は真っ赤なバラを描いた山吹色の着物になるとアピールした。なお、リハーサルにはコラボ相手の布袋寅泰は参加できなかったが、細かなやり取りを重ねているとのことで本番への期待を膨らませる。そして、大先輩である北島三郎が特別枠で復帰することについて「うれしいですよ!」と語り、NHKのスタッフに「1回と言わず、来年も北島さんを呼んでください。私もね!」とチャーミングに笑った。
五木ひろし
「VIVA・LA・VIDA!~生きてるっていいね!~」をDA PUMPとのコラボレーションで披露する五木ひろし。ISSAが振り付けた「いいねダンス」の振りを盛り込んだダンスの出来栄えについて自信をのぞかせ、「真似っこみたいだったんで最初はやらなかったんだけど、ISSAくんに振り付けてもらったら入ってたんで、これからは堂々と(笑)」とうれしそうに語った。そしてノリ過ぎると息が切れてしまうことを懸念しつつ、「盛り上げていきたい」と意欲を明かした。そして、「新元号になってもがんばりたい」と早くも来年の紅白出場への願望も口にした。
三山ひろし
昨年紅白のステージで世界記録となるけん玉の技「大皿」124人連続成功を目指し、失敗してしまった三山ひろし。今回再び世界記録に挑戦する彼は、「昨年のリベンジを果たしたい」と闘志を燃やす。囲み取材には彼のステージに応援出演するDJ KOOも参加。DJ KOOが「何回かみんなで練習したんですが、今のところパーフェクト」と手応えを語ると、三山も「自信は120%あります!」と語気を強めた。取材の終盤に三山は今年ドローンの3級オペレーターを取得したことを明かす。DJ KOOは「おととい
水森かおり
北海道を舞台にした「水に咲く花・支笏湖へ」をイリュージョンを交えて歌唱する水森かおりは、囲み取材で「生傷が絶えない。けっこう今年は体を張ってます」とアザの付いた腕を記者陣に見せる。「歌に集中できない環境」と本音を漏らし、過去の紅白の演出を振り返りながら「(今までで)一番大変です!」と苦労を明かす。失敗のリスクも高く、現時点では4回に1回失敗している状況とのことで「失敗しないように!」と意気込んだ。
氷川きよし
今年はDRUM TAOとのコラボで「勝負の花道」を歌唱する氷川。DRUM TAOの演奏に圧倒された様子で「すごかった。迫力がすごくて。感動しました」と言い、さらにメンバーの鍛え上げられた肉体にも「肉体美がすごい。『やっ!』って言いましたもん」と語る。そして、「次はないなと思いながら19年間……出させてもらうのが奇跡だと思いながら感謝して、精一杯の気持ちで歌わせていただいてます」と毎年紅白に出場できる喜びを明かした。なお赤いスーツに赤い靴という衣装で音合わせと囲み取材に応じた氷川だが、「実は本番の衣装が間に合わなくて。これは仮の姿です! ちょっと仕掛けがあるんで、本番ぜひ!」と大きな声で記者陣にアピールしていた。
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- 第69回NHK紅白歌合戦
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「紅白」リハで氷川きよしが肉体美に感嘆、三山ひろしとDJ KOOが健闘誓う(写真20枚) - 音楽ナタリー https://t.co/oWBXCKOw1e