12月22日に
1980年代から90年代にかけ一世を風靡した高級ディスコチェーン店、MAHARAJAを舞台に東名阪で開催された「恋するマハラジャ SUPER BEAT」。MAHARAJAは厳しいドレスコードが設けられていることでも有名だが、今回の公演ではディスコ“バージン”および“チェリー”の性徒諸クン(ベッド・インのファンの呼称)でも楽しめるよう、自由な服装で入場できるものとなった。
開演までの合間はディスク百合おんがDJを担当し、米米CLUB「KOME KOME WAR」、荻野目洋子「コーヒー・ルンバ」などバブル時代に人気を博したナンバーを次々とプレイ。各楽曲を流す際は、当時短冊形パッケージで発売された8cmCDが用いられ、「歌詞見たい人は貸しますんで!」「ステッカーも付いてます!」と彼が現物を掲げてアピールするシーンもあった。
そして開演時刻になると、「GOLDの快感」のイントロをバックにベッド・インがお立ち台に登場。この日はDJ neco-punchをサポートメンバーに迎えた3Pスタイルでパフォーマンスを繰り広げた。ライブ前半では「GIVE ME! ~哀・してる~」「CO・CO・RO グラデーション」など、アッパーな楽曲をノンストップバージョンにアレンジして披露。フロアは色とりどりのジュリ扇で覆われ、性徒諸クンは互いに熱いモーションをぶっかけ合っていた。
「♂×♀×ポーカーゲーム」の歌唱が終わると、中尊寺まい(Vo, G)と益子寺かおり(Vo)はおなじみのバブルジョークを挟み、「憧れの性地、MAHARAJAへようこそー!」「アーポンギでおギグができるとはね……!」と喜びを明かす。さらに“キツマン”となった客席を見渡し、「どんな対位で観てもらってケーオツだから! 自分が一番ABCDE気持ちになれるスタイルで楽しんでね!」と性徒諸クンを歓迎した。
MAHARAJAでのおギグに合わせ、中盤ではまいとかおりの「景気いいことしない?」という催促で“お楽しみタイム”に突入。まいは田中美奈子「涙の太陽」をカバー曲に選び、途中では最前列のオーディエンスを抱擁する悩ましいサプライズを展開した。一方かおりは「腰がうずいてきたでしょ? そう、ランバダよ……!」と石井明美「ランバダ」をカバー。セクシーに踊りながらお立ち台を闊歩すると、会場には幾度も歓声が飛び交った。
2人が長山洋子「ヴィーナス」のカバーを披露したあとは、ディスク百合おんとダンサー、ベッドメイキングガールズの朝日太一、チエ、ケイによるDJタイムに移行した。しばらくするとまいとかおりはデニム生地のボディコンに着替えて再び登場。後半では激しいダンスが特徴的な「女豹 -PANTHER-」、コール&レスポンスで観客との一体感を高めた「男はアイツだけじゃない」「C調び~なす!」でフロアのテンションは一気に上昇した。そしてジュリ扇を駆使したダンスチューン「ジュリ扇ハレルヤ」でライブは終了。その後ベッド・インはVIP席購入者との乾杯を行い、しばし性徒諸クンとの交流を楽しんだ。
ベッド・イン「ベッド・インと踊ろう! ~恋するマハラジャ SUPER BEAT~」
2018年12月22日 MAHARAJA ROPPONGI セットリスト
01. GOLDの快感
02. GIVE ME! ~哀・してる~
03. 消えちゃうパープルバタフライ
04. CO・CO・RO グラデーション
05. ♂×♀×ポーカーゲーム
06. 涙の太陽(オリジナル:田中美奈子 / 中尊寺まいソロ)
07. ランバダ(オリジナル:石井明美 / 益子寺かおりソロ)
08. ヴィーナス(オリジナル:長山洋子)
09. Kiss Me Kiss Me
10. 女豹 -PANTHER-
11. 劇場の恋
12. 男はアイツだけじゃない
13. C調び~なす!
14. ジュリ扇ハレルヤ
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