KANA-BOON、新人映像作家が手がける新曲MVを2本同時公開

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KANA-BOONの新曲「春を待って」「湯気」のミュージックビデオが、YouTubeにて2本同時公開された。

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「春を待って」「湯気」は、12月19日発売のKANA-BOONの新作ミニアルバム「ネリネ」の収録曲。これらのMVの制作に当たっては株式会社コエが実施しているクリエイターオーディションの選考に残った新人映像作家が監督を務めており、オーディションの特設サイトでは第1弾としてミニアルバムの表題曲「ネリネ」のMVが公開されていた。

「春を待って」の監督を務めた栗原航平は「初めて学生の個人制作の範囲ではなく一般公開されるカナブーンさんの映像の制作に携わったことに対して初めはワクワクと不安が入り混じり、特に不安の方が大きいような企画でした。ですが最終的には、多くの初めてを体験した、大きな成長に繋がる機会になったと感じています」とコメント。また「湯気」の監督・中山佳香は「目まぐるしい日常の中で引き出しの片隅にしまっていた記憶を、ほんの些細なきっかけで、突然ふと思い出すような懐古の気持ちを表現したくて撮影しました」と、映像に込めた自身の思いを語っている。

なお特設サイトではKANA-BOONのMVだけでなく、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの楽曲を新人映像作家が手がけたMVも公開されている。

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栗原航平 コメント

今回のMV制作で意識したことは、
主人公の妄想と現実部分の表現・モーショングラフィックスやグラフィックのスマート感・スマートフォン画面のリアルさです。
初めて学生の個人制作の範囲ではなく一般公開されるカナブーンさんの映像の制作に携わったことに対して
初めはワクワクと不安が入り混じり、特に不安の方が大きいような企画でした。
ですが最終的には、多くの初めてを体験した、大きな成長に繋がる機会になったと感じています。
このような機会を頂けたことに感謝しかありません。

中山佳香 コメント

「湯気で常に眼鏡が曇っている人」のアイデアは、私自身目が悪く、
眼鏡をかけていると本当によく眼鏡が曇ることから来ています。
目まぐるしい日常の中で引き出しの片隅にしまっていた記憶を、
ほんの些細なきっかけで、突然ふと思い出すような懐古の気持ちを表現したくて撮影しました。
今日も疲れたなあって思った時に、ふと昔同じときを共有していた人のことや、
そこにいた自分、そしてその「とき」そのものを思い出して、一人一人の中にある特別なときめきやワクワクと、
静かに会話するような、そんなMVになっていればいいなと思います。湯気ダンスにもご注目ください!

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