EBiSSHからの一足早いクリスマスプレゼントとして実施されたこの日の公演。出演者にはEBiSSHに加え彼らの“FRIENDS”としてApeace、
ステージに勢いよく飛び出したTETTAの「Merry EBiSSHmas!」という挨拶で幕を開けたこの日のライブ。サンタ帽をかぶった4人が1曲目に届けたのはEBiSSHのクリスマスソング「Christmas Time Again」で、真っ赤なペンライトの光がフロアに揺れる中、彼らはキュートなポーズを決めながらBAEBAE(EBiSSHファンの呼称)と笑顔を交わす。TETTAが「今夜限りのライブを楽しみましょう!」と言って「ジングルベル!」のコール&レスポンスを起こすと続く「KIMI GA SUKI」へ。軽快なリズムに乗りながら、NAOYAはメンバーに「サンタさん来るといいね」「お前には来ないよ!(笑)」と声をかけて笑いを誘っていた。
「僕たちのチームカラーは赤だから、クリスマスにピッタリだよね」とMCでもうれしそうにフロアを見つめた4人。自己紹介を終えるとNAOYAは「ちょっと早いクリスマスだけど、今日は僕らだけじゃなくて、ゲストも来るので。一夜限りのライブになるから本当にプレミア!」とファンに語りかけた。「YES!」のコールで会場がひとつになるデビュー曲「恋はタイミング」、TETTAとREIが息の合ったユニゾンで切ない恋心を歌い上げた「今日は家に帰らないで」などを届けると、EBiSSHはここで一度ステージをあとにする。
EBiSSHに代わり登場したApeaceは「VEIL」でパフォーマンスをスタートさせた。リフトを使ったダイナミックなフォーメーションやジャケットをはためかせるダンスで聴衆を圧倒した彼らは「めちゃくちゃいい雰囲気ですね!」と盛り上がるフロアに語りかける。ヨンウクは「僕らは韓国と日本の橋渡し役を目指して活動しているグループです」とグループの紹介を行い、スンヒョクは「こうやてEBiSSHさんと共演できて、とてもうれしいです。みんなと素敵な時間を作りたいと思います!」とこの日のライブにかける意気込みを語った。
そのあとも彼らは大人数のグループ編成を生かしたパワフルなライブパフォーマンスを展開。「Ur my life」ではボーカルレスのダンスパートで息の合ったフォーメーションチェンジを、「BUNG! BURN! LOVE」では動きをそろえたキレのあるダンスを見せて観客を魅了した。彼らが4曲のパフォーマンスを終えると、TETTAとREIが感激の面持ちで再びステージへ。シヒョクと仲良しだというREIは「恋しちゃいましたってLINEしておきます」と感想を語っていた。
TETTAとREI、Apeaceの4人によるコラボで「クリスマス・イブ」が届けられたのち、2組のフルメンバーがステージに集合。ここで彼らはこの日ならではのスペシャル企画として、クリスマスをテーマにした“胸キュンフレーズ”を言い合うコーナーを展開した。彼らはライブ前にファンから集めたお題をボックスから引きながら、そのお題に合ったフレーズを次々に披露していく。トップバッターを担った“EBiSSHの王子様”ことKOHKIは「ケーキを1ホール食べてしまった彼女へのひと言」というテーマに「え、食べちゃったの? 1ホールあったよ? しょうがないなあ、いいよ、もう1回作るよ」と優しい彼氏を演じて黄色い歓声を誘う。しかし、次にシヒョクが「公演終わったら僕いるから、出口で待ってて?」というフレーズを甘くささやくと、EBiSSHメンバーは「もうKOHKIの忘れた!」と大興奮でリアクションした。それぞれが披露する渾身の胸キュンフレーズにどんどん盛り上がりを見せるステージ上では、EBiSSHとApeaceの即席カップルも次々と誕生。ヨンウクが指名された際には小柄なTETTAが彼女役を担当し、ヨンウクは「神様に初めて感謝することになったよ。なぜなら君というプレゼントをもらったから」と自身のジャケットをTETTAの肩にかけながら彼を優しく抱き寄せる。J.Dの披露順になるとNAOYAが「俺彼女役やりたい!」と立候補し、J.Dは「俺があっためてあげるよ。大好き!」と言ってNAOYAを喜ばせた。
ファンも2組のメンバーも黄色い歓声を上げながら大騒ぎした企画コーナーを終えて、ステージは再びEBiSSHのパフォーマンスタイムへ。REIが「EBiSSHサンタからド派手なプレゼント贈ります。俺たちとジャンプする準備できてるか!?」と力強く煽ると「Just Like Me」が投下され、4人はパワフルなジャンプを繰り返して再びフロアをひとつにまとめ上げていった。その後も彼らはラストスパートをかけるように、「エビパレ」「Let's EBiSSH」とライブ定番のアッパーチューンを連投。「Let's EBiSSH」では「赤坂一緒に!」というメンバーの声にBAEBAEもペンライトを大きく振って反応する。ラストに「Koi・Ni・OCHi・YO!」が届けられると、ステージの最前線に飛び出して手を挙げた4人。さわやかな熱気の中でパフォーマンスを終えるとNAOYAは「Apeaceさんとご一緒できて、僕ら学ぶことがたくさんありました! また一緒にライブができるように、がんばっていきます!」と誓ってステージをあとにした。
アンコールのステージにはEBiSSHと
HAYATOは「アンコールありがとうございます! みんなが呼んでくれなかったら僕ら出られなかった(笑)」と笑いながらオーディエンスに感謝した。するとNAOYAは「3人にもやってもらうから」と、企画コーナーの胸キュンフレーズ披露をEIKU、HAYATO、KENSHINにもリクエスト。さとり少年団の3人は照れながらもこのリクエストに応えて、それぞれに渾身の胸キュンワードをファンに向けて放ってみせる。そして7人はCD未収録のハードなダンスナンバー「Dark Knight」と「Sexy Beach Party Yes!!」を歌い踊り、クールなパフォーマンスで圧倒するワンエンの世界観を観客の前に提示した。
NAOYAがライブ冒頭「本当にプレミア!」と予告していたこの日のライブのラストソングは、ONE N' ONLYとApeaceによるスペシャルなクリスマスメドレー。サンタ帽をかぶったステージ上の19人は「赤鼻のトナカイ」「ママがサンタにキッスした」「サンタが街にやってくる」を歌いつなぎ、一足早いクリスマスを観客と楽しむ。曲間にはHAYATOとヨンウクのダイナミックなダンスソロも披露され、オーディエンスは最後まで大きな歓声を上げながら楽し気なステージ上のメンバーの姿を見届けた。また、ここではライブ当日に誕生日を迎えたヒョンソンをバースデーケーキで祝うシーンも。ヒョンソンはこのサプライズに「EBiSSHの皆さんとライブができて、僕の幸せが2倍になりました!」と笑みを浮かべる。そしてREIが「今日こうして一緒にライブができたのが、俺はうれしすぎる! またいろんなところで共演させてください」とリクエストすると、Apeaceのメンバーは「ぜひ!」と即答。彼らは最後に手をつないでラインナップし、「ありがとうございました!」と大きな声で感謝を伝え、大団円でライブの幕を下ろした。
「Merry EBiSSHmas! 2018 ~with FRIENDS!~」2018年12月2日 マイナビBLITZ赤坂 セットリスト
01. Christmas Time Again / EBiSSH
02. KIMI GA SUKI / EBiSSH
03. 恋はタイミング / EBiSSH
04. 今日は家に帰らないで / EBiSSH
05. HI・KA・RI~君となら~ / EBiSSH
06. VEIL / Apeace
07. Brand new days / Apeace
08. Ur my life / Apeace
09. BUNG! BURN! LOVE / Apeace
10. クリスマス・イブ/ EBiSSH×Apeace
11. Just Like Me / EBiSSH
12. エビパレ/ EBiSSH
13. Let's EBiSSH / EBiSSH
14. KOi Ni OCHi Yo! / EBiSSH
<アンコール>
15. I'M SWAG / ONE N' ONLY
16. Everything's Changing / ONE N' ONLY
17. Dark Knight / ONE N' ONLY
18. Sexy Beach Party Yes!! / ONE N' ONLY
19. クリスマスメドレー(赤鼻のトナカイ~ママがサンタにキッスした~サンタが街にやってくる)/ ONE N' ONLY×Apeace
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