さくらしめじが本日12月2日に東京・タワーレコード渋谷店屋上のスカイガーデンにてフリーライブ「さくらしめじ 1stEP『うたはつづくよどこまでも』リリース記念イベント・ファイナル」を開催した。
このイベントは彼らが11月28日にリリースされたミニアルバム「うたはつづくよどこまでも」のリリースを記念し全国各地で行ってきたツアーの最終公演にあたるもの。冬の冷え込みを感じる陽気にも関わらずスカイガーデンには多くのきのこりあん(さくらしめじファンの呼称)が足を運び、駆け足でステージに上がったさくらしめじの2人を大きな拍手で迎えた。
田中雅功はファンの前に姿を見せるなり「今日はみんなで楽しんでいこう、よろしく!」と大きな声で呼びかける。2人は1曲目に新作のリード曲「My Sunshine」を届け、きのこりあんのクラップに合わせて力強いハーモニーを響かせた。
コレサワが楽曲提供した「届けそこねたラブソング」で「もっと手高く挙げて!」とさらなる盛り上がりを作り出したのち、最初のMCへ。雅功は「たくさんの方に来ていただき、ありがとうございます!」と笑顔で観覧エリアを見つめ、高田彪我は「よくみんな屋上まで来れたね!」と天然発言で観客を和ませた。このMCのあとには今回のリリースイベントで2人が行ってきた企画「あなたのために歌います企画」も。これは毎回1人の当選者に向けてさくらしめじがオフマイクでの弾き語りを披露するというもので、2人はステージに上がった当選者に向けて「おもいでくれよん」を丁寧に歌い上げてみせた。
AAA「恋音と雨空」のカバーを甘い歌声で届けると、ライブも佳境へ。続く「てぃーけーじー」では彪我がギターを置き、ハンドマイクできのこりあんを煽る。2人は先日のライブイベント「野音からサンプラザワンマンまで待てない?うん!待てない!これは踊るしかないね!! 振付稼業air:manオフィシャル振付講習会&ライブ!(手ぬぐい付)」で振付稼業air:manが付けたこの曲のダンスを元気に踊りながらオーディエンスにアピール。サビでは腕をぐるぐると回すキャッチーな振り付けで会場がひとつになった。ラストナンバー「スタートダッシュ」の冒頭、2人は顔を見合わせて思い切りギターをかき鳴らし、雅功は「最後も一緒に踊りましょう、もっと高く手挙げてジャンプ!」と叫ぶ。大きな手拍子の音に雅功も拳を上げて反応し、2人は寒空を切り裂くようなエネルギッシュな歌声をめいっぱい響かせていた。5曲を披露し、雅功は「リリースイベントのラスト、これだけたくさんの人と一緒に楽しめたのは本当に最高だったなと思います。この先も、夢のステージに向かって歌い続けていきたいと思います」と思いを語り、彪我も「さくらしめじの思い出に残る1日だったと思います。この楽しさを次の中野サンプラザホール(公演)だったり、先まで持って行けたらいいなと思います」とひと言。2人は最後に集まったファンと写真撮影をしてイベントを終えた。
※高田彪我の高ははしごだかが正式表記。
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さくらしめじ「うたはつづくよどこまでも(イベント盤)」
[CD] 2018年11月28日発売 / SDR / ZXRC-1178
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音楽ナタリー @natalie_mu
【ライブレポート】さくらしめじ、渋谷の空に力強く響かせた「My Sunshine」新作リリースツアーを完走(写真18枚)
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