大貫妙子RCA期のアルバム3作品アナログ再発、「カイエ」映像もDVD化

大貫妙子が1982～84年にRCAレーベルから発表した3枚のアルバム「Cliche」「SIGNIFIE」「カイエ」が、大貫の誕生日である本日11月28日にアナログ盤で再発された。

1982年発表の「Cliche」は、大貫の“ヨーロッパ三部作”と呼ばれる作品のラストを飾るアルバム。坂本龍一やフランシス・レイ、ジャン・ムジーがアレンジで参加している。続いて翌83年にリリースされた「SIGNIFIE」にはテレビドラマの主題歌として人気を博した「夏に恋する女たち」を含む10曲が収録されており、坂本、清水信之、鈴木慶一（ムーンライダーズ）がアレンジを担当。RCAからの最後の作品となった1984年発売の「カイエ」は日本とフランス・パリでレコーディングされた作品で、フランス映画のサウンドトラックのようなインストナンバーを含む9曲が収められている。なお今回の再発盤には大貫によるセルフライナーノーツと、マルチテープに同梱されていたトラックシートの復刻品が付属する。

また「カイエ」の楽曲を中心とした映像作品集もDVD化され、本日同時リリース。サウンドはアナログ盤と同じくアメリカ・ハリウッドのバーニー・グランドマンがリマスタリングを施した。