マンウィズ、sumika、あいみょん、ラスベガスら熱演した「バズリズムLIVE」初日

日本テレビ系音楽番組「バズリズム02」が主催するライブイベント「バズリズム LIVE 2018」の初日公演が、本日11月3日に神奈川・横浜アリーナで開催された。

SEに合わせて「C」「H」「A」「I」の文字がスクリーンに順番に表示されると、オープニングアクトのCHAIがオーディエンスに手を振りながら登場。4人は「ボーイズ・セコ・メン」でライブを開始し、その強烈な個性を観客にアピールしていく。ユウキ（B, Cho）とユナ（Dr, Cho）の演奏に乗せてマナ（Vo, Key）とカナ（Vo, G）が物販の宣伝を行ったあと、4人は並んでAbba「Dancing Queen」の替え歌で自己紹介。コール＆レスポンスから「N.E.O.」「We Are Musician」を届けたCHAIは、「sayonara complex」をドリーミーに演奏して出番を終えた。

メインアクトのトップバッターを務めたMAN WITH A MISSIONは、「Raise your flag」でライブをスタートさせると、続けて「Get Off of My Way」を演奏。疾走感のあるサウンドと火柱の演出でオーディエンスをエキサイトさせる。ダンサブルなビートの「2045」でフロアを揺らし、「Emotions」で観客の力強い歌声を横浜アリーナに響かせた5匹は、続けて「DON'T LOSE YOURSELF」をパフォーマンス。彼らはMCを挟んで「Take me under」を力強く演奏したのち、「FLY AGAIN」でオーディエンスに一体感をもたらしてステージをあとにした。

2番手のsumikaは「フィクション」で軽快にライブを開始。片岡健太（Vo, G）が「CHAIとマンウィズが激アツなライブをしすぎて、皆さんちょっと疲れてきてるな？」と話したのち、4人は「ふっかつのじゅもん」「マイリッチサマーブルース」を畳みかけて観客のテンションを一気に引き上げる。「ファンファーレ」に続く「Summer Vacation」では、グルーヴィな演奏で観客の体を揺らした。片岡は「バズリズム02」について、「テレビの向こう側にある人の顔をしっかり見せてくれる誠意のある音楽番組」だと賞賛。4人は最後に「Lovers」をまっすぐに届けてライブを終えた。

続いて登場したバカリズムと大原櫻子のコラボユニット・大原バカリ子は、バカリズムが作詞、水野良樹（いきものがかり）が作曲を手がけた楽曲「多目的スペースのバラード」を初披露。“賞を取ったときの感じ“というコンセプトの晴れやかな衣装のバカリズムと大原は、シュールな歌詞を情感たっぷりに歌い上げた。この曲は12月1日に配信リリースされるという。

あいみょんはギターを掻き鳴らしながら「憧れてきたんだ」でライブの幕を開けると、「生きていたんだよな」「君はロックを聴かない」を続けて歌唱。芯のある歌声で観客の心を揺さぶっていく。あいみょんは横浜アリーナのステージに立つのは初めてで緊張していると明かしたのち、「最初に獣の人（MAN WITH A MISSION）たちが出てきてやられた。私も獣になれたらな」という前振りからドラマ「獣になれない私たち」の主題歌「今夜このまま」を披露。彼女は「マリーゴールド」「愛を伝えたいだとか」を届けたのち、デビュー曲「貴方解剖純愛歌 ～死ね～」を力強く歌い上げてライブを締めくくった。

トリを務めたのはFear, and Loathing in Las Vegas。ハイテンションで登場した5人はその勢いのまま「Return to Zero」でライブの口火を切ると、続けて「Rave-Up Tonight」をパフォーマンス。その後も「Greedy」「Keep the Heat and Fire Yourself Up」「LLLD」と目まぐるしく展開するナンバーを畳みかけてオーディエンスを熱狂させる。So（Vo）は「俺らは全力出し切るためにどのライブでもアンコールはやってないんです！ ラストお前らの本気見せくれるかー!?」とフロアに呼びかけると、「Party Boys」「The Sun Also Rises」を続けて披露。会場を大いに沸かせて「バズリズム LIVE 2018」初日公演に幕を下ろした。

なお明日の「バズリズム LIVE 2018」には、SUNNY CAR WASH、BiSH、04 Limited Sazabys、ポルノグラフィティ、My Hair is Bad、UNISON SQUARE GARDENが出演。会場では当日券の販売も行われる。「バズリズム LIVE 2018」の模様は、11月30日（金）と12月7日（金）に「バズリズム02」で放送される。

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