BALZAC、20年の時を経てよみがえる3rdアルバム「13 STAIRWAY」に貴重音源多数

BALZACがちょうど20年前、1998年10月31日に発表した3rdアルバム「13 STAIRWAY」が、20周年記念盤「"13 STAIRWAY" 20th Anniversary Edition」となって本日10月31日にリリースされた。

「13 STAIRWAY」はBALZACが音楽性の幅を大きく広げ、ファンの間でも高い評価を集めた作品。20周年記念盤「"13 STAIRWAY" 20th Anniversary Edition」には、当時録音された24トラックのアナログマルチテープから新たなミックスを施した全8曲が収録されている。アナログテープが再生可能な機材を探し出すところから始まった復刻作業だが、テープは保存状態もよく、アナログならではの太さや迫力を持つサウンドを最新機材でミックスすることにより、さらにダイナミックかつレンジ感の広い音像でよみがえった。

また本作は2枚組となっており、DISC 2のレア音源集「"13 STAIRWAY" RARE TRACKS AND LIVE」は当時の未発表アウトテイク、プリプロによるデモ音源、デモ止まりでアルバム収録には至らなかった未発表曲、当時のライブ音源など、アルバム「13 STAIRWAY」に関連する音源を完全網羅した内容。1998年のライブで1度だけ演奏された「NIGHT IN 308」は、アルバム収録曲「SAD NOS. 99」「THE SLAUGHTER HOUSE」の原曲で、デモ録音後に2つの曲として分けて制作されたもので、メンバーは「NIGHT IN 308」としてデモ録音を行ったことを覚えていなかった。もう1つの未発表曲「GODLESS」では、デジタルハードコアの要素を導入し独自のサウンドを確立するBALZAC過渡期のムードが凝縮されている。