angela、“ベストライブ”で25曲届けるも「まだ歌い足りない!」

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10月27日に東京・日比谷野外大音楽堂にて、angelaのワンマンライブ「angela Live 2018 All Time Best in 日比谷野音」が開催された。

angela(撮影:釘野孝宏)

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atsuko(Vo)(撮影:釘野孝宏)

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angela All Time Best 2003-2009

angela「angela All Time Best 2003-2009」
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angela All Time Best 2010-2017

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10月24日にベストアルバム「angela All Time Best 2003-2009」「angela All Time Best 2010-2017」を同時リリースしたangela。今回のライブで2人は計60曲にのぼるベストアルバム2作品の収録曲を中心とした“オールタイムベスト”なセットリストを展開し、集まったぢぇらっ子(angelaファンの呼称)を大いに楽しませた。

KATSU(G, Key)(撮影:釘野孝宏)

KATSU(G, Key)(撮影:釘野孝宏)[拡大]

バンドメンバーとダンサーに続いてステージに姿を現わしたatsuko(Vo)とKATSU(G, Key)は、2003年にキングレコードからリリースしたデビューシングルの表題曲「明日へのbrilliant road」で、この日のライブをスタートさせる。atsukoの「総員敬礼!」のかけ声で始まった「シドニア」では、客席中のぢぇらっ子が背筋を伸ばして敬礼し、会場内は不思議な緊張感に包まれた。曲中で行われる「ジーク・ジオン!」のコール&レスポンスをatsukoが煽ると、彼女はそのまま「あえて言おう、atsukoであると!」と、KATSUお決まりの自己紹介を横取り。ライブの定番の流れを裏切る演出で、観る者を楽しませた。

angela「angela Live 2018 All Time Best in 日比谷野音」の様子。(撮影:釘野孝宏)

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5月に行われたデビュー15周年記念ライブ同様、雨の予報だったにも関わらず晴天に恵まれたことを喜んだatsukoは「みんな、晴れたよー!」と話し、会場に集まったぢぇらっ子と喜びを分かち合う。KATSUがatsukoを「太陽神」と呼ぶと、客席からも「太陽神!」と彼女を崇める声が上がっていた。KATSUが率先して声を出して客席のコールを促した「ANGEL」、atsukoがマイクを向けると盛大なシンガロングが上がった「僕じゃない」などを経てライブは中盤へ。劇場版アニメ「蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH」の主題歌である「蒼穹」ではatsukoがハイキックを繰り出しながらパワフルなボーカルを響かせ、会場内を熱狂させた。

angela「angela Live 2018 All Time Best in 日比谷野音」の様子。(撮影:釘野孝宏)

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衣装チェンジを経て、ネオンカラーのドレスに身を包んたatsukoは「in your arms」でダンサーと共に色気のあるダンスを披露。さらに彼女がキングレコード所属前に発表したシングル「memories」に収録された楽曲「笑顔をみせて」を歌い始めると、ぢぇらっ子たちは体を揺らしながらその歌声に耳を傾けていた。MCでは「笑顔をみせて」が路上ライブ時代によく歌っていた曲であることが語られ、atsukoは「こんなに素敵な野外の会場で歌うことになるなんて、嘘みたい」と感慨深そうに自身の思いを打ち明けていた。

ライブ終盤では、angelaの2人がアニメ「K」の関連楽曲を畳みかける展開に。劇場版アニメ「K SEVEN STORIES Episode 4『Lost Small World ~檻の向こうに~』」のエンディング主題歌「Lost Small World ~檻の向こうに~」がライブで初披露されたあとには、会場中のぢぇらっ子がウェーブやジャンプを繰り広げた「KINGS」、息の合ったシンガロングが巻き起こった「SURVIVE!」とぢぇらっ子を巻き込んだパフォーマンスで、会場内は熱狂的な盛り上がりを見せる。本編の全楽曲を歌い切ったatsukoは、晴れ晴れとした笑顔で「angelaでした!」と声を上げ、ステージをあとにした。

angela「angela Live 2018 All Time Best in 日比谷野音」の様子。(撮影:釘野孝宏)

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アンコールに応えて姿を現わしたのは、仮装をした大量のダンサーたち。そこにangelaも仮装をして加わると2人は「That's Halloween」を演奏し始め、場内のぢぇらっ子たちを踊らせていく。1曲歌い終え、急いで仮装を脱いだ2人は「DEAD OR ALIVE」「Shangri-La」とヒットソングを連投。「Shangri-La」ではひときわ大きな大合唱が会場周辺に響きわたり、計25曲が披露されたところでこの日のライブはフィナーレを迎えた。演奏終了後、atsukoはベスト盤に収録されているもののライブで披露できなかった曲が多数あることに触れ、「まだ歌い足りない!」と発言し、オーディエンスを驚かせる。KATSUはこれまでの活動を振り返り「予想しなかったことの連続だった」とコメント。さらに「夢を叶えるのは1人じゃできない。自分のやりたいこととか、夢とかをみんなにぶつけよう。隣の人にぶつけよう!」と呼びかけ、「いいかお前ら、へこたれんじゃねえぞ!」とファンに向けて熱いメッセージを送った。最後にatsukoが「100歳までがんばっていきたい」と自身の思いを明かすと、KATSUは「もう1回、武道館に行きてえ!」と自身の夢をぢぇらっ子にぶつけ、2人は万雷の拍手と歓声を浴びていた。

なおこの日のMCで5月に山梨・河口湖ステラシアターで行われたデビュー15周年記念ライブイベント「angela 15th Anniversary Live!!」と、東京・日比谷野外大音楽堂での「angela Live 2018 All Time Best in 日比谷野音」の模様を収めたBlu-rayが発売されることがアナウンスされた。発売時期などの詳細は、angelaのオフィシャルサイトにて後日告知される予定なので、ファンは楽しみにしておこう。

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angela「angela Live 2018 All Time Best in 日比谷野音」2018年10月27日 日比谷野外大音楽堂 セットリスト

01. 明日へのbrilliant road
02. シドニア
03. 全力☆Summer!
04. Beautiful fighter
05. ANGEL
06. Spiral
07. gravitation
08. 僕じゃない
09. The end of the world
10. オルタナティヴ
11. 蒼穹
12. 接触
13. in your arms
14. キラキラ-go-round
15. 愛すること
16. 笑顔をみせて
17. 未来とゆう名の答え
18. 蒼い春
19. 騎士行進曲
20. Lost Small World ~檻の向こうに~
21. KINGS
22. SURVIVE!
<アンコール>
23. That's Halloween
24. DEAD OR ALIVE
25. Shangri-La

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アニカンドットジェイピー @anicanjp

angela:“ベストライブ”で25曲届けるも「まだ歌い足りない!」。10/27日比谷野外大音楽堂公演レポート - 音楽ナタリー https://t.co/GaVDq9RpmC

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