昨日10月5日に公開された「パーフェクトワールド 君といる奇跡」は有賀リエのマンガ「パーフェクトワールド」を、
登壇者全員が挨拶を済ませたあと、4人は樹とつぐみの“愛の姿”の中で憧れのシーンについて語る。岩田は病院で杉咲から言葉をかけられるシーンを挙げ、「原作にもあるシーンで、2人の愛を感じながら、ほっこりとした気持ちになります。葛藤がある中でつぐみの愛情を受け入れるあのシーンはすごく好きですね」と述べた。杉咲はデート中に樹からつぐみがネックレスをもらうシーンを選び、「『先輩、彼女にしてくれてありがとう』っていうセリフがあって、言うのは恥ずかしいんですけど、お互いにとって今がすごく幸せな時期なんだなと思うとキュンとしました」と話した。須賀は遊園地デートの中で、一緒にコーヒーカップに乗るシーンに憧れると言い、「よくないですか?」と観客に呼びかける。横で聞いていた岩田が「意外と速くてすごい目が回ったよ。ちゃんと芝居はしていたけど」と笑うと、須賀は「すごい楽しそうでしたよ」と驚いた様子。加えて須賀が「3人で今度回ります? プライベートで」と岩田と杉咲を誘うと、岩田は「行きましょう!」と声を弾ませた。
続いては本作が「再会から始まる恋」を描いた純愛作品であることから、「理想の再会シチュエーション」というお題でのトークに。岩田は学生時代に通学電車の中でよく顔を合わせた他校の女子高生と、何年後かに同じ車両で再会するというシチュエーションを挙げる。「ちょっと違うんですけど、僕も同じようなことを考えていました」と口を開いた須賀は「僕は電車を降りたあとの駐輪場で、高校時代に駅のホームで見かけていいなと思っていた子と駐輪場で再会」という再会シーンを想像したと語った。
「平成最後の年にこれだけはパーフェクトにしたいこと」という作品名にちなんだテーマのトークパートでは岩田が「寝起きの寝癖が半端じゃないんですよ。もう少しちゃんとした髪型で起きられるようにがんばりたい」とコメント。杉咲が「平成に採れた生牡蠣をたくさん食べたい」と話すと、岩田は「食べな、いっぱい。買ってきてあげるよ」と劇中と同じように優しい笑顔を見せた。
イベントでは10月2日に21歳の誕生日を迎えた杉咲へのバースデーサプライズも行われた。「この作品を絵で表現するなら?」というお題についてフリップで回答するコーナーで、岩田、須賀、柴山監督は「花ちゃん」「お誕生日」「おめでとう!!」というメッセージを発表。「え! ちょっと待って!」と驚いた様子の杉咲はケーキのプレゼントに感激しながらも、手元のフリップを見ながら「すごい考えて描いたのに!」と自身のイラストをまじまじと見つめた。その独特なテイストのイラストを見た須賀は「これヤバくない?」と言い、岩田も「鬼才だね」と杉咲のイラストを見た感想を述べていた。その後、岩田は杉咲に花束を渡す予定だったが、その花束が見当たらず、ステージ上をウロウロ。須賀が場を取り持つ間に無事に花束を手に入れた岩田は「トイレから帰ってきました」とジョークを言いながら杉咲のもとへ向かい、「花ちゃん、21歳のお誕生日おめでとう」と杉咲に青いバラの花束をプレゼントした。
岩田は杉咲へ「花ちゃんとは日本アカデミー賞の際に初めてお会いして、『湯を沸かすほどの熱い愛』で最優秀助演女優賞を受賞されている姿を見て『この方はこのまま王道の女優さんの道を歩まれていくんだな』と感じました。これからももっともっとご活躍されることを陰ながら応援しています」とメッセージを送り、杉咲は「岩田さんが樹を演じていたから、最後までつぐみを演じることができたと思います。本当に毎回気配りをしてくださってありがとうございました」と感謝の意を示した。最後に岩田は「こんな感じの舞台挨拶になると思っていなかった……サプライズするなら感動的な展開とかあったはずなのに、全然泣けなくてごめんね」と杉咲に謝り、「今日の感想を1人でも多くの方に伝えていただけたらと思います。僕たちと一緒に『パーフェクトワールド』の応援団になって作品を盛り上げていけたら」と観客に呼びかけて舞台挨拶を締めくくった。
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- 映画『パーフェクトワールド 君といる奇跡』公式サイト
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岩田剛典、生牡蠣いっぱい食べたい杉咲花に「買ってきてあげるよ」(写真10枚) - 音楽ナタリー https://t.co/WtIwd0JOu4