GReeeeNが桃太郎を救う「不思議のももがたり」ツアー完遂

GReeeeNの全国ツアー「GReeeeNと不思議のももがたり～おこしにつけたきびだんご～」が、昨日8月31日に東京・Zepp DiverCity TOKYOで千秋楽を迎えた。

7月から8月にかけて全国16会場で合計20公演が行われた今回のツアーには、女優の小室ゆらがアンバサダーとして参加。小室はダンスを踊ったり、ライブを案内したりとツアーを盛り上げた。

最終公演にはまずGReeeeNの妹分・whiteeeen2がオープニングアクトとして登場し、フロアを存分に温めてGReeeeNへとバトンを渡す。GReeeeNのライブは昔話「桃太郎」の世界にワープするという物語仕立ての内容で、GReeeeNは川を流れる桃を見逃してしまうおばあさんや、きびだんごを持たずに旅立ち犬猿雉ではない動物を仲間にしてしまう桃太郎を楽曲とMCで助けながらなんとかストーリーを成立させようと孤軍奮闘。観客の頭上を転がる大玉を客席からステージへ送り届けたり、観客と一緒に踊ったり歌ったりと参加型のパフォーマンスでオーディエンスを楽しませた。

GReeeeNは物語を進行させながら「キセキ」や「愛唄」などの大ヒット曲、今年4月にリリースされた最新アルバム「うれD」からのナンバー「U R not alone」、韓国・平昌「第23回オリンピック冬季競技大会」のフジテレビ系中継番組テーマ曲「ハロー カゲロウ」、インディーズ時代のナンバー「声」など新旧織り交ぜた多彩な楽曲を披露した。最後はメンバーそれぞれからファンへの感謝の言葉が伝えられ、HIDEは「これからもみんなの背中を押せるようなGReeeeNでありたい」と力強く発言。ラストの「遥か」では多くのファンが涙を流しながら合唱した。

ツアーを終えたGReeeeNは、10月31日にニューシングル「贈る言葉」をリリースする。この曲は11月3日に全国公開される志尊淳主演映画「走れ！T校バスケット部」の主題歌。連戦連敗の弱小バスケ部が奇跡を起こす痛快青春エンターテインメイントを、GReeeeNの歌声がドラマチックに演出する。