ゆず「BIGYELL号」で大阪城ホールへ！4カ月におよんだ大航海が終了

ゆずの全国ツアー「YUZU ARENA TOUR 2018 BIG YELL II ～Great Voyage～」が、本日8月22日に大阪・大阪城ホールで千秋楽を迎えた。

4月29日に埼玉・さいたまスーパーアリーナで幕を開け、合計約33万人を動員した今回のツアー。最終公演となった大阪城ホールのステージには、4月4日に発売された最新アルバム「BIG YELL」のジャケットに描かれている巨大帆船「BIGYELL号」が具現化され、パフォーマー扮する船員たちが所狭しと駆け回る。「TETOTE」「アゲイン 2」ではゆずの2人が船のデッキに立ち、航海の始まりを告げるかのように船上からパフォーマンスを行った。

ライブは「BIG YELL」からの楽曲を軸に、「境界線」「真夏の太陽」などの初期楽曲も交えながら進行。ライブ中盤には“ダンス”“タオル” などテーマ別にアップテンポナンバーを畳みかけるメドレーコーナー「青白歌合戦」も用意され、メドレーのラストには昨年末の「第68回NHK紅白歌合戦」でゆずが大トリとして披露したヒットソング「栄光の架橋」が歌われた。また本日のライブでは、ツアーの最中にリリースされた新曲「公園通り」「マスカット」もセットリストに含まれ、アンコールでは平成30年7月豪雨被災地の復興支援で弾き語り音源が配信された「うたエール」が歌われる場面も。今回のツアーでは7月7、8日に広島・広島グリーンアリーナでもライブが行われる予定だったが、西日本豪雨の影響により急遽公演中止に。ゆずはその後、「うたエール」弾き語りバージョンを配信限定でリリースし、この収益金を被災地および支援団体へ全額寄付している。2人は最後に「ツアーおつかれさまのうた」を歌い、4カ月におよんだツアーを締めくくった。