H ZETTRIO怒濤の「濃縮還元」ツアー完結！新しい学校のリーダーズも乱入した野音公演

8月18日に東京・日比谷野外大音楽堂でH ZETTRIOの全国ツアー「Mysterious Superheroes Tour 2018 ～濃縮還元遊戯舞台～」のファイナル公演が行われた。

最新アルバム「Mysterious Superheroes」を携え、6月から8月にかけて今回のツアーを行ったH ZETTRIO。ファイナル公演は彼らにとって、初の日比谷野外大音楽堂でのライブとなった。

この日のワンマンは2部構成で実施。第1部では「Flying Future」「Something Special」など、序盤から疾走感あふれるナンバーが次々とプレイされた。H ZETTRIOは目まぐるしく転調するアレンジでオーディエンスを圧倒。そんな中「みんなのチカラ」ではH ZETT M（Piano）が手を蛇のように動かすコミカルなステージングを披露して、来場者たちの笑いを誘うシーンもあった。

「SEVEN」「Playin' Swingin' !!! H ZETTRIO!!!」のメドレーではH ZETT NIRE（B）とH ZETT KOU（Dr）によるソロパートも用意され、2人はテクニカルな演奏で観客たちを魅了。さらにH ZETT Mはピアノとショルダーキーボードを同時に使用するパフォーマンスで客席を盛り上げた。その後3人のセッションはどんどんと熱を帯びていき、第1部のラストナンバー「Make My Day」までノンストップで演奏が繰り広げられた。

しばしの休憩を挟み、第2部は「LOVE AND PEACE AND SWEETS」でスタート。「Fiesta」ではポップなサウンドに合わせ、オーディエンスたちが楽しそうに体を揺らしていた。さらにこの日はゲストとして新しい学校のリーダーズが登場。H ZETT Mが作曲、H ZETTRIOが演奏を担当した新しい学校のリーダーズの楽曲「恋の遮断機」「雨夜の接吻」「狼の詩」をコラボした。新しい学校のリーダーズはキレあるダンスパフォーマンスを展開。SUZUKAとMIZYUが伸びやかな歌声を響かせると、夕暮れの日比谷はムーディな雰囲気となった。

新しい学校のリーダーズとのパフォーマンスを終えたH ZETTRIOは、その後“しっとりゾーン”へと突入。穏やかな雰囲気漂う「落陽」「どこか遠く」で、温まったフロアをクールダウンさせた。一段落したのもつかの間、「What's Next」からはきらびやかな映像をステージ上に投影しながらのパフォーマンスへと移行。「Z ディスカバリー」「Mysterious Superheroes」といった疾走感あふれるナンバーでライブ終盤をハイテンションに進行した。さらにアンコールの「MESHI KUTTE YEAH!」では、「メシ食ってイエー！」コールでオーディエンスとの一体感を生み出し、およそ2カ月にわたって行われた「Mysterious Superheroes Tour」はにぎやかに締めくくられた。

なおH ZETTRIOは11月から12月にかけてホールツアー「Feel Good 18/19!!!」を開催することを発表。11月16日の東京・福生市民会館から12月24日の千葉・市川市文化会館までの7会場でライブを行う。チケットの一般販売は9月8日にスタート。

このほかH ZETTRIOは10月14日に神奈川・相模女子大学グリーンホールでライブイベント「H ZETTRIO IN KANAGAWA ～秋の大感謝祭～ 2018」を行う。こちらのチケットは各プレイガイドにて販売中。またYouTubeでは7月に配信リリースされた新曲「Make My Day」のミュージックビデオが公開された。