冒頭で井上は映画について、「私にはなかったきれいな青春を見させてもらって、心の奥から洗われました。洗浄? 浄化?」と独特の言葉で作品の感想をコメントした。その後、「作中に登場する吟蔵、ナミオ、祐真、タカヤの中で理想に近いのは誰?」と司会者に質問された登壇者たちは、口々に主役の吟蔵以外の名前を挙げ苦笑いが起きる事態に。井上もナミオの名前を挙げ、葵が「吟蔵ってちょっと強引じゃないですか? 作中で理緒がけっこうアプローチしてるのに手ごたえがないんですよ。かなり振り回されるタイプ」と解説すると客席から笑いが起きた。
イベント中盤では登壇者が観客の恋愛相談に答えるコーナーも設けられ、男性客の「花火デートに行く予定があるが、男性の浴衣姿について女性はどう思うか」という相談に対して葵以外の4人は「絶対着ていったほうがいい!」と即答。一方の葵は「2人とも普段着でいいんじゃない? 下駄って足が痛くなるし」と答え、ほかの4人から「えー!? 嘘!」とブーイングを浴びる。しかし、井上が「一緒に選ぶところから始めたら?」とアドバイスすると、葵も「そしたら楽しみが花火だけじゃないからいいかも!」と同意していた。
恋愛相談コーナーのあとは、「点描の唄(feat.井上苑子)」の話題に。井上が「理緒ちゃんが普段はとても明るいので、切なくなりすぎてはいけないと思ったので、自分の気持ちをぽろぽろと話しかけるように歌いました」と明かすと、葵は「歌が自分とリンクしているような気持ちになって、心からしみ込むようでした」とコメントした。その流れから井上が「点描の唄(feat.井上苑子)」をライブで初披露することに。井上の伸びやかで優しい歌声に会場は温かな空気に包まれる。
井上が歌い終えたあと、葵は「すごく素敵でした! 生で聴ける機会がないかなと思っていたのでうれしかったです」と歓喜する。久間田も「ご本人が近くで歌ってくださって圧倒されました!」、「点描の唄(feat.井上苑子)」をリピートし続けているという秋田も「生歌をここで聴くことができて幸せでした」と喜んだ。その言葉を受けて井上は「めちゃくちゃ緊張してたんですけど、こうやって歌わせていただけてよかったです」と充実した表情を浮かべていた。
リンク
- 映画「青夏 きみに恋した30日」公式サイト
- 井上苑子 オフィシャルサイト
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音楽ナタリー @natalie_mu
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