本日7月28日(土)に埼玉・メットライフドームにてライブイベント「夏S 2018 ももクロトリビュート~みんなで10周年をお祝いしちゃうぞ!~」が開催された。
「夏S」はスターダストプロモーションの女性アイドル部門・STARDUST PLANETの所属グループが一同に会するイベント。
イベントの本編前にはいぎなり東北産、ばっしょー、3Bjr、桜エビ~ず、とき宣、ロジャポ、クラポ、はちロケの8組のほか、ももクロの佐々木彩夏プロデュースによる“ダンス上手いユニット”がオープニングアクトとして登場。佐々木は春乃きいな(ばっしょー)、内山あみ(ロジャポ)、吉川ひより(とき宣)、森青葉(はちロケ)、小島はな(3Bjr)、桜井美里(桜エビ~ず)、北美梨寧(いぎなり東北産)、三田美吹(クラポ)を従えて布袋寅泰「POISON」をカバーし、会場の温度を上昇させた。
本編では今年5月に結成10周年を迎えた、一番上の先輩グループであるももクロが最初にライブを披露。「Z伝説 ~ファンファーレは止まらない~」や「笑ー笑 ~シャオイーシャオ!~」などを届けて場内を盛り上げていく。玉井詩織が「みんなももクロさん大好きって言ってくれるけど、嘘だと思ってるから」と話し、続けて百田夏菜子が「はちロケの播磨(怜奈)、たこ虹の堀(くるみ)、しゃちのはるちゃん(坂本遥奈)はビジネスだから」と後輩をいじるMC後には、「ももクロトリビュート選手権」と題した企画が行われた。マネージャー陣による「もクロ楽曲ドラフト会議」で勝ち取ったももクロのナンバーを後輩グループがカバーするこの企画では、ロジャポが「Z女戦争」、3Bjrが「DNA狂詩曲」、とき宣が「全力少女」、たこ虹が「BLAST!」、桜エビ~ずが「D'の純情」、ばっしょーが「スターダストセレナーデ」を歌唱。チームしゃちほこは「泣いてもいいんだよ」を「しゃちでもいいんだよ」に替え歌し、はちロケは「MOON PRIDE」、エビ中は「マホロバケーション」、クラポは「行くぜっ!怪盗少女」を力いっぱいフォーマンスした。また、いぎなり東北産は47都道府県の名物を紹介する「ももクロのニッポン万歳!」をカバー。地元東北への思いを乗せた彼女たちのエモーショナルな歌に対し、サイリウムを振って見守っていたももクロも「大好きです!」とコールを叫んでいた。
たこ虹による「虹色進化論」や「RAINBOW~私は私やねんから~」などのパフォーマンスを挟み、ライブはシャッフルユニットのコーナーへ。秋本帆華(チームしゃちほこ)、瀬田さくら(ばっしょー)、辻野かなみ(とき宣)、水春(桜エビ~ず)の耳に特徴があるメンバーからなる“耳ーズ”は、天使をイメージした衣装で「NEMIMIに耳ーズ」をかわいらしく歌い、アニメソング好きの真山りか(エビ中)、大黒柚姫(チームしゃちほこ)、根岸可蓮(たこ虹)、椎名るか(ロジャポ)、澪風(はちロケ)、斎藤夏鈴(3Bjr)、田中咲帆(クラポ)による“七福みゅ~ず”は元気よく「フクキタルン」を披露。玉井、星名美怜(エビ中)、彩木咲良(たこ虹)、高井千帆(ロジャポ)、坂井仁香(とき宣)、橘花怜(いぎなり東北産)、森といった美脚のメンバーを集めた“KAMOSHIKA”はスタイルを強調した衣装と振り付けで「CatWalk」を歌唱した。
その後ステージにはAbemaTVの特別番組で玉井がセンターの座を勝ち取った、ももクロとエビ中によるユニット“玉井詩織とバカペンギンズ”が登場。エビ中の楽曲「YELL」をコラボして両グループのファンを魅了した。チームしゃちほこが8月29日に発売するRADIO FISHとのコラボシングルの表題曲「BURNING FESTIVAL」などを熱演したあとには、この日2回目のシャッフルユニットのコーナーが展開される。歌唱力に定評のある栗本柚希(3Bjr)、伊達花彩(いぎなり東北産)、川瀬あやめ(桜エビ~ず)による“歌馬之介”は松隈ケンタ作曲の「夢は何千回も逃げていく」を歌い上げ、春名真依(たこ虹)、律月ひかる(いぎなり東北産)、雨宮かのん(はちロケ)、藤田愛理(クラポ)、里菜(クラポ)といった高身長メンバーで結成された“GIANTS HORSE”はK-POPをイメージさせるキュートな楽曲「ハラハラGood!Good!」を場内に響かせた。
エビ中が「熟女になっても feat. SUSHIBOYS」や、椎名林檎「自由へ道連れ」のカバーで観客を沸かせたのち、ライブは48分におよぶノンストップメドレーに突入。各グループのメンバーがサブステージや外周トロッコの上など、会場のあちこちに現れて次々に楽曲を届けていく。ももクロの「走れ!」、エビ中の「もっと走れっ!!」、チームしゃちほこの「もーちょっと走れ!!!」、たこ虹の「ちゃんと走れ!!!!!!」に、3BjrとロジャポによるKAGAJO☆4S「とりあえず走れ!!!!」をつなげた「走れ!」シリーズでスタートしたメドレーでは、元チーム大王イカメンバーであるエビ中の小林歌穂と中山莉子、3Bjrの中村優、はちロケの華山志歩と雨宮がエビ中「未確認中学生X」を、元みにちあ☆ベアーズのメンバーたちが「みにちあ応援歌」を披露してコアなファンを刺激する。さらに玉井、佐々木、高城れにによるクリィミー・パフェ「恋するオトメゴコロ」や、ももクロの4人による路上ライブ時代のレパートリー「冷凍みかん」などのレア曲も飛び出したほか、柏木ひなた(エビ中)、桜ひなの(いぎなり東北産)の“ひなた”と“ひなもん”コンビはmomonaki「Fallin' Snow」を、清井咲希(たこ虹)はよく歌マネしているももクロ「灰とダイヤモンド」の百田のパートを本人とデュエット。そしてメドレーはももクロ「コノウタ」で締めくくられた。
ライブ終盤にはももクロが「猛烈宇宙交響曲・第七楽章『無限の愛』」や「行くぜっ!怪盗少女」、「『Z』の誓い」の新バージョンなどを立て続けにパフォーマンス。後輩グループたちに先輩としての貫禄を見せつけた。ラストは78人がステージに並び立ち、水野良樹(いきものがかり)が作詞作曲を手がけたSTARDUST PLANET初の楽曲「We Are "STAR"」を熱唱。百田が「どこの現場に行っても一番歳下で後輩だったんですけど、気付いたら10周年を迎えて。こんなにたくさんのかわいい後輩たちが仲間になってくれて、スターダストプロモーションのアイドルがすごく盛り上がってきて、社長も喜んでますね(笑)。後輩ちゃんたちが私たちを追いかけるっていつも言ってくれているので、これからもそう言われるようにがんばっていきたいですし、STARDUST PLANETとしてもたくさん新しいことをしながら前に進んでいきたいです」と挨拶し、「夏S」の幕を閉じた。
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