tetoワンマンツアーは大盛況、満員のWWW Xで20曲熱演

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tetoのワンマンツアー「始発」のファイナル公演が7月22日に東京・WWW Xにて開催された。

tetoワンマンツアー「始発」東京・WWW X公演の様子。(撮影:佐藤祐紀)

tetoワンマンツアー「始発」東京・WWW X公演の様子。(撮影:佐藤祐紀)

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小池貞利(Vo, G)(撮影:佐藤祐紀)

小池貞利(Vo, G)(撮影:佐藤祐紀)[拡大]

tetoは小池貞利(Vo, G)が「ただ、ただ普通に生きてるだけなのに。ただ、ただ普通に真面目に生きてるだけなのに。いつも終電を逃してしまう、すべての大バカ野郎に」と言ったのを合図に「拝啓」でライブをスタート。演奏開始早々に小池は背中から客席へとダイブする。満員のフロアにはそれに呼応するかのように多数のクラウドサーファーが出没した。1曲目を歌い終えた小池は間髪入れずに「痛えことばっかだよ、痛えことばっかだ」と話し、「Pain Pain Pain」「高層ビルと人工衛星」と矢継ぎ早に披露。代表曲「暖かい都会から」では小池が冒頭からフロアにシンガロングをうながし、観客の歌声で会場が満たされた。

小池貞利(Vo, G)(撮影:佐藤祐紀)

小池貞利(Vo, G)(撮影:佐藤祐紀)[拡大]

「忘れた」が終わわると、小池以外のメンバーが退場。1人残った小池は「初めてのワンマンツアーで『始発』というタイトルです。この曲を最後にやって、ようやくtetoの始発が出るなあという感じです。どこへ行くかは、まだわかりませんが、自分たちのやりたいようにやります」と語ってからアコースティックギターを弾きながら「光るまち」を披露。観客と大合唱し、ステージを下りた。

アンコールでは9月26日に1stフルアルバム「手」をリリースすることと、9月30日から全国ツアー「結んで開いて」を開催することが発表された。そしてニューアルバム表題曲の「手」、人気曲「36.4」を演奏して予定されていたライブは終了のはずだったが、観客のアンコールが鳴り止まず急遽ダブルアンコールを行うことに。小池が「ここ渋谷が日本の未来の朝焼けじゃ! お前らが日本の未来の朝焼けじゃ!」と叫び、バンドは「朝焼け」を演奏。計20曲を届けたtetoは「死ぬのも面倒くさいし、ただ馬鹿な毎日を楽しみたいだけなんです。また会いましょう!」と挨拶し、「始発」を締めくくった。

tetoワンマンツアー「始発」2018年7月22日 WWW Xセットリスト

01. 拝啓
02. Pain Pain Pain
03. 高層ビルと人工衛星
04. 新しい風
05. My I My
06. 散々愛燦燦
07. トリーバーチの靴
08. 暖かい都会から
09. this is
10. ルサンチマン
11. teen age
12. マーブルケイブの中へ
13. 9月になること
14. 溶けた銃口
15. あのトワイライト
16. 忘れた
17. 光るまち
<アンコール>
18. 手
19. 36.4
<ダブルアンコール>
20. 朝焼け

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