高橋徹也が20年前に生み出した“二つの怪物”再発、再現ライブも開催

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高橋徹也が1998年に発表した2ndアルバム「夜に生きるもの」および3rdアルバム「ベッドタウン」が発売20周年を迎えたことを記念して、本日7月25日18:00よりソニー・ミュージック・ダイレクト「オーダーメイドファクトリー」で再発リクエスト企画がスタートした。

高橋徹也「夜に生きるもの」ジャケット

高橋徹也「夜に生きるもの」ジャケット

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高橋徹也「ベッドタウン」ジャケット

高橋徹也「ベッドタウン」ジャケット

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「夜に生きるもの」と「ベッドタウン」は、当時26歳だった高橋の個性が遺憾なく発揮された代表作と言える作品で、高橋自身はこの2作を「26歳の自分が全身全霊を賭けて作り上げた二つの怪物」と表現している。この再発企画にあたり、高橋と対バンライブを行うなど親交の深い山中さわお(the pillows)は「圧倒的な個性を放つ名曲ばかりだよ。湿度さえ感じそうな生々しい描写と、幻想的な夢うつつの共存。高橋徹也ワールド」と高橋の音楽に賞賛のコメントを寄せている。

「オーダーメイドファクトリー」はユーザーから既定のリクエスト数が集まれば正式に販売されるシステムで、正式販売が決定したあかつきには2枚組アルバム「夜に生きるもの / ベッドタウン -20th Anniversary Edition-」として発売される。今回の企画では当時の担当ディレクターをはじめとする関係者の協力により、当時シングルでも発売された「夜に生きるもの」収録曲「新しい世界」の完全未発表バージョンや、「ベッドタウン」制作時のアウトテイク「グッドバイ グッドバイ グッドバイ」、マッド・プロフェッサーによる「人の噂」のリミックス&ダブバージョンといったボーナストラックを用意。音源は当時のオリジナルマスターテープをもとに最新のリマスタリングが施され、Blu-spec CDに収められる。パッケージはオリジナル盤を手がけた木村豊(Central67)による新たなデザインとなる予定だ。

また10月28日には、東京・STAR PINE'S CAFEで2枚のアルバムを再現するワンマンライブの開催が決定。sugarbeans(Key)、脇山広介(Dr)、宮下広輔(Pedal Steel)、そして当時のアルバムレコーディングにも参加している鹿島達也(B)というメンバーで「夜に生きるもの」「ベッドタウン」のサウンドをよみがえらせる。

高橋徹也 コメント

1998年当時の高橋徹也。

1998年当時の高橋徹也。[拡大]

1998年の記憶

ちょうど20年前。1998年は「夜に生きるもの」「ベッドタウン」という2枚のアルバムをリリースした激動の一年でした。この2作品は自他ともに認める高橋徹也の代表作と呼べるものであり、いかに1998年という年が特別な時間であったかを物語っています。

近年、ライブ活動を続ける中で、徐々に古い作品を知らない若い世代の姿を見かけるようになりました。同時にそんな皆様から過去のアルバムはCDで買えないのか? という声を頂くことも増えました。新しい作品を作り続けてきたことで、過去のアルバムにも興味を持って頂けるのは音楽家冥利に尽きるものです。

今回のリクエスト企画スタートにあたり、当時の担当ディレクターをはじめ各方面から協力を得て、貴重なボーナストラックが発掘されました。完全未発表となる「新しい世界(Primitive Version)」をはじめ、「ベッドタウン」制作時のアウトテイク「グッドバイ グッドバイ グッドバイ」、更に世界的ダブ・エンジニア、マッド・プロフェッサーによる「人の噂」リミックス&ダブという奇跡的なラインナップです。これだけでも一聴の価値ありと言えるでしょう。パッケージはcentral67木村豊さんによる新しいデザインを予定しています。こちらもぜひ楽しみにしていてください。

当時、26歳の自分が全身全霊を賭けて作り上げた「夜に生きるもの」「ベッドタウン」という二つの怪物。リリースから20年という歳月を経たこの節目に、こうして再び相見えるのは必然かもしれません。皆様のお力添え、熱きリクエストをお待ちしてます。心して。

2018年初夏
高橋徹也

山中さわお(the pillows)コメント

僕は ‘唯一無二’ の物が好きだ。ミュージシャンもそう。僕自身が、圧倒的な個性を放つ天才達に憧れて音楽を作るタイプだからかもしれない。高橋徹也君はまさに唯一無二。僕は業界では頑固者とされてるようだが、高橋君に比べたらフニャフニャ、柔軟ですよ。ふふふ。昨年アナログプレーヤーを買って、先ず最初にかけたのが「夜に生きるもの」だった。間違えてB面の「チャイナ・カフェ」が流れてビックリしたが。圧倒的な個性を放つ名曲ばかりだよ。湿度さえ感じそうな生々しい描写と、幻想的な夢うつつの共存。高橋徹也ワールド。「夜に生きるもの」「ベッドタウン」どちらも名盤だ。

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高橋徹也「夜に生きるもの / ベッドタウン -20th Anniversary Edition-」収録曲

DISC 1「夜に生きるもの」

01. 真っ赤な車
02. ナイトクラブ
03. 鏡の前に立って自分を眺める時は出来るだけ暗い方が都合がいいんだ
04. 人の住む場所
05. 夕食の後
06. 女ごころ
07. チャイナ・カフェ
08. いつだってさよなら
09. 新しい世界
10. 夜に生きるもの

DISC 2「ベッドタウン」

01. テーマ
02. 後ろ向きに走れ
03. 悲しみのテーマ
04. シーラカンス
05. かっこいい車
06. 世界はまわる
07. 笑わない男
08. ベッドタウン
09. 犬と老人

ボーナストラック

01. 新しい世界(Primitive Version)
02. グッドバイ グッドバイ グッドバイ
03. 人の噂(Mad Professor Remix)
04. 人の噂(Mad Professor Dub)

高橋徹也「夜に生きるもの / ベッドタウン」発売20周年記念再現ライブ

2018年10月28日(日)東京都 STAR PINE'S CAFE
<出演者>
高橋徹也(Vo, G)/ 鹿島達也(B)/ sugarbeans(Key)/ 脇山広介(Dr)/ 宮下広輔(Pedal Steel)

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読者の反応

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DJありがとう @dj_arigatou

速攻で注文したからリクエスト実現して欲しいな(╹▿╹๑)

高橋徹也が20年前に生み出した“二つの怪物”再発、再現ライブも開催(コメントあり) - 音楽ナタリー https://t.co/WqmjP4JDP1

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