鈴木愛理、初の武道館単独公演で13変化「私の15年すべてを背負って進んでいきたい」

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鈴木愛理が本日7月9日に東京・日本武道館でワンマンライブ「鈴木愛理 1st LIVE ~Do me a favor @ 日本武道館~」を開催した。

「鈴木愛理 1st LIVE ~Do me a favor @ 日本武道館~」の様子。

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鈴木愛理

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これまで何度も日本武道館のステージに立ってきた鈴木だが、ソロでの活動で単独ライブを行うのは今回が初。会場には多くのファンが詰めかけ、会場内は開演前から熱気に包まれていた。

会場が暗転し「あなたは本当の鈴木愛理を知っていますか?」というナレーションが流れると、ステージにはバックバンドのメンバーやダンサーが次々と姿を現す。さらに「あなたの好きな鈴木愛理を見つけてください」という言葉がスクリーンに映し出され、ステージ中央には白いドレス姿の鈴木が登場。「DISTANCE」でキレのあるダンスと力強いボーカルを披露し、ファンを熱狂させる。「日本武道館、いくよー!」と声をかけて会場内の歓声をさらった鈴木はロックナンバー「未完成ガール」を熱唱。また歌唱後の一瞬で早着替えをした鈴木は、8人ものバックダンサーを従え「Be Your Love」で息の合ったダンスを披露し、会場内のボルテージを一気に引き上げていった。

箱から飛び出す鈴木愛理。

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「うんぱぱ うんぱ」という鈴木の歌声に合わせてクラップを促したり、「C」「A」「N」「D」「Y」のかけ声に合わせたコール&レスポンスを繰り返したりする練習用の映像が上映されると、ステージ中央には巨大な箱が出現。そこから鈴木が飛び出してきたところで「Candy Box」の演奏がスタートした。練習の甲斐あってオーディエンスのクラップやコールがバッチリ決まり、会場内は一体感のある空気に包まれる。大人びた表情を見せながらカラオケふうの字幕映像に合わせて「いいんじゃない」を披露したかと思えば、℃-uteの楽曲「大きな愛でもてなして」では元気いっぱいに歌って踊るなど、彼女は1曲ごとに衣装を変えながらさまざまな表情で楽曲を届けていった。

「鈴木愛理 1st LIVE ~Do me a favor @ 日本武道館~」の様子。

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鈴木が10曲歌い終えたところで、この日初めてのMCへ。彼女は「朝からいろんなハプニングがあった」とこぼし、本日のライブの看板の文字が「BUDOKAN」ではなく「DUDOKAN」になっていたこと、これがネットニュースとして取り上げられてしまい自身の滑舌の悪さと結び付けられてしまったことを悔やみ、会場内の笑いを誘った。MCがひと段落し、スクリーンに鈴木が焼肉店を訪れる映像が流されると、ステージ上に焼肉店のセットが組まれ「私の右側」の演奏が始まる。鈴木は席に座り、歌詞に登場する“タン塩”を焼きながら、リラックスした表情でこの曲を歌い上げた。またスクリーンに“YouTuberあいり”の映像が映し出され、タオル回しなどの練習が行われたのちに披露された「No Live, No Life」では、鈴木が観客に“忘れ物チェック”を呼びかける形で、盛大なコール&レスポンスが巻き起こった。

バルーンが舞う日本武道館。

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Buono!時代の楽曲「初恋サイダー」「Independent Girl~独立女子であるために」をソロで歌って勢いを付けた鈴木はSCANDALとのコラボ曲「STORY」、赤い公園とのコラボ曲「光の方へ」といったロックナンバーを立て続けに歌い上げ、ライブをフィナーレに向けて盛り上げていく。本編最後の楽曲「start again」では巨大なミラーボールが回る中、鈴木が伸びやかな高音のボーカルを会場内に響かせて、オーディエンスを魅了した。

盛大な「愛理」コールに応えて再登場した彼女はSPICY CHOCOLATEとのコラボ曲「#DMAF」を歌唱して、会場内のテンションに再び火を点けた。1曲歌い終え、MCに入ると鈴木は「あっという間に時間は来てしまいますね。もうアンコールだって!」と、興奮気味に話し始める。今回のライブで13種類もの衣装に身を包んだという彼女は、ソロ活動の裏テーマが「カメレオン」であることを挙げ、「いろんな色に染まっていきながら、いろんな表情で楽曲を届けていきたい」とライブのコンセプトを打ち明け、「『鈴木愛理の全貌、明らかに』というのが今日のライブだった」と語った。またファンに向けて「15年間の中で出会った皆さんがいてくれたから、こんなに胸を張って『15年目の新人』と銘打って活動できています」「ここがスタートライン。これからも鈴木愛理という歴史を作る協力をしてほしいと思うのでついて来てください」と感謝の言葉を贈った。

バンドメンバーやダンサーと手をつないで挨拶する鈴木愛理。

バンドメンバーやダンサーと手をつないで挨拶する鈴木愛理。[拡大]

「私の15年をすべて背負って、失敗も成功もすべて肯定しながら進んでいきたい」と話した彼女は℃-ute時代の初めてのソロ曲「通学ベクトル」を披露。℃-ute時代と同じくスタンドマイクを使ったパフォーマンスにファンは喜び、ハンドクラップを鳴らしながらクルクルとその場で回るオーディエンスの姿もあった。この日のラストナンバー「私のそばで」では、鈴木の歌声に合わせてオーディエンスが一斉にペンライトを振り、会場内に壮観な光景が広がった。計22曲を歌い終え、バンドメンバーやダンサーと手を取り合って挨拶をした鈴木は、名残惜しそうに客席に向けて手を振りながらステージをあとにした。

ライブ終了後、鈴木が今秋にツアーを開催することがアナウンスされた。北海道、宮城、東京、愛知、大阪、広島、福岡の7都市を回るこのツアーの詳細は、後日彼女のオフィシャルサイトでアナウンスされる。

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鈴木愛理「鈴木愛理 1st LIVE ~Do me a favor @ 日本武道館~」2018年7月9日 日本武道館 セットリスト

01. DISTANCE
02. 未完成ガール
03. Be Your Love
04. Candy Box
05. Moment
06. いいんじゃない
07. 大きな愛でもてなして
08. perfect timing
09. たぶんね、
10. Good Night
11. 私の右側
12. 君の好きなひと
13. No Live, No Life
14. 初恋サイダー
15. Independent Girl~独立女子であるために
16. STORY
17. 光の方へ
18. start again
<アンコール>
19. #DMAF
20. 通学ベクトル
21. Yes! all my family
22. 私のそばで

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