乃木坂46、神宮球場と秩父宮ラグビー場をシンクロさせたバースデーライブ

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乃木坂46がアニバーサリーライブ「乃木坂46 6th YEAR BIRTHDAY LIVE」を7月6日から本日8日までの3日間にわたり、東京・明治神宮野球場と秩父宮ラグビー場で開催した。

「乃木坂46 6th YEAR BIRTHDAY LIVE」の様子。

「乃木坂46 6th YEAR BIRTHDAY LIVE」の様子。

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この公演は彼女たちのデビュー6周年を記念して行われたもので、彼女たちは2会場を行き来しながら、両会場で同じ38曲をパフォーマンスする“シンクロニシティライブ”を展開。同一アーティストが単独ライブを2会場で同時開催するのはこれまでに類を見ない初の試み。メモリアルなこの公演を、2会場あわせて3日間で合計18万人のファンが見守った。この記事では本日の明治神宮野球場公演の様子を中心にレポートする。

「乃木坂46 6th YEAR BIRTHDAY LIVE」の様子。

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自転車に乗って移動する白石麻衣(手前)と星野みなみ(奥)。

自転車に乗って移動する白石麻衣(手前)と星野みなみ(奥)。[拡大]

渡辺みり愛、和田まあや、卒業のためこの日がラストライブとなる相楽伊織と斎藤ちはるの4人による影アナのあと、明治神宮野球場ライブの幕を開けたのはアンダーメンバー。彼女たちは東京メトロ千代田線をイメージしたトロッコに乗って会場に登場すると、「自惚れビーチ」「13日の金曜日」とアップテンポなナンバーでさっそく場内の一体感を生み出した。「新しい世界」や「アンダー」をエモーショナルに歌唱したあとのMCでは、秩父宮ラグビー場と中継がつながる。そして秩父宮ラグビー場のステージにいる桜井玲香が「中継がつながったら神宮行きたくなっちゃったね」と言い、メンバーは会場を入れ替えることに。彼女たちは「走れ!Bicycle」「ダンケシェーン」を歌いながら、自転車に乗ったり走ったりして楽しげに会場間を移動した。

「乃木坂46 6th YEAR BIRTHDAY LIVE」の様子。

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それぞれの会場に移った彼女たちはソロダンスを披露しながら衣装を着替え、両会場同時に「制服のマネキン」をクールにパフォーマンスする。西野七瀬が「2会場、シンクロしましょう」と言ってから始まった「命は美しい」ではスクリーンに両会場の様子が映し出され、ファンは全メンバーによるパフォーマンスを堪能した。

「乃木坂46 6th YEAR BIRTHDAY LIVE」の様子。

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そしてライブは再び会場ごとの進行に。明治神宮野球場のスクリーンには電車の行き先案内のように「真夏の爆上げ祭り行」と表示され、メンバーは客席を走り回りながら「ガールズルール」をパフォーマンスしてオーディエンスを“爆上げ”させた。そこから齋藤飛鳥と堀未央奈によるユニット曲「あの教室」、西野、星野みなみ、秋元真夏、桜井、新内眞衣、寺田蘭世による「僕が行かなきゃ誰が行くんだ?」、生田絵梨花が空気銃を打ちながら熱唱したソロ曲「低体温のキス」、白石麻衣、高山一実、松村沙友理、衛藤美彩が艶やかに歌唱した「意外BREAK」と、ユニット曲が続いた。

「誰よりそばにいたい」で再び明治神宮野球場にやって来たアンダーメンバーはクールな「不等号」、キュートな「シークレットグラフィティー」を届ける。そして3期生が「僕の衝動」「トキトキメキメキ」「三番目の風」を披露。パフォーマンス後には阪口珠美が「走れ!Bicycle」での会場を移動するパフォーマンスのおかげで、これまで乗れなかった自転車に乗れるようになったと喜びを口にする一幕もあった。

「乃木坂46 6th YEAR BIRTHDAY LIVE」の様子。

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日が傾き始めた頃、明治神宮野球場に選抜メンバーが到着し、ライブは後半戦へ。火柱が上がる中メンバーがキレのあるダンスを見せた「インフルエンサー」や、「サヨナラの意味」「逃げ水」と近年のシングル曲が続く。「シンクロニシティ」ではまた秩父宮ラグビー場との同時パフォーマンスが始まる。スクリーンには秩父宮ラグビー場の様子も映し出されたほか、会場内のサイリウムの色が統一され、会場全体が“シンクロ”した。

「乃木坂46 6th YEAR BIRTHDAY LIVE」の様子。

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ライブ終盤、彼女たちはラストスパートとばかりに「太陽ノック」「夏のFree&Easy」をカラフルなトロッコに追って移動しながらエネルギッシュにパフォーマンス。「裸足でSummer」では460発の花火が上がり、フィナーレがカラフルに彩られる。一方、秩父宮ラグビー場ではアンダーメンバーが目に涙を浮かべながら「アンダー」を歌唱していた。そして両会場共に本編を締めくくったのは「君の名は希望」。涼しげな風が吹く中、彼女たちはオーケストラをバックに同曲を丁寧に歌唱し、感動的に本編を締めくくった。

手前左から白石麻衣、松村沙友理。

手前左から白石麻衣、松村沙友理。[拡大]

アンコールではくじ引きの結果、アンダーメンバーが明治神宮野球場、選抜メンバーが秩父宮ラグビー場へ。明治神宮野球場に登場したアンダーメンバーは「ロマンスのスタート」「転がった鐘を鳴らせ!」を元気いっぱいにパフォーマンスしたあと、8月8日リリースのニューシングル「ジコチューで行こう!」に収録されるアンダー曲「三角の空き地」を初披露。歌い終えると、同曲で6年ぶりにセンターポジションを務める中田花奈が「アンダーの魅力を伝える期間にしたい」とセンターとしての決意を語った。最後に彼女たちは「乃木坂の詩」を両会場同時に披露。後半の合唱パートではもう一方の会場の合唱に耳を澄ませる場面もあり、両会場に盛大な歌声が響き渡った。彼女たちは相楽と斎藤の肉声による「ありがとうございました!」という挨拶のあと、目に涙を浮かべながらステージをあとにした。

初日と2日目のダイジェスト映像が放送され、ライブは終幕かと思いきや、スクリーンに齋藤が登場。「お前らー! これで終わりだと思っただろうー!」と言うと、選抜メンバーが明治神宮野球場に再来。彼女たちは齋藤がセンターを務めるニューシングルの表題曲をパフォーマンスする。齋藤は同曲について「だいぶ盛り上がれる曲になっていますので、これから皆さんに愛される曲になればいいなと思います」とコメントした。そして彼女たちは齋藤いわく“テンションぶち上げ”ナンバー「ハウス!」「おいでシャンプー」を連投して、場内を再び盛り上げていく。最後に両会場のスクリーン内に斎藤と相楽の姿が大写しに。斎藤は「素敵な景色を見られてよかったです」、相楽は「もうこの景色が見られないと思うと寂しいんですけど、これからもいろんな形でがんばっていこうと思ってるし、(乃木坂46がこれから行う)全国ツアーも成功してほしいなと思ってるから……がんばってください」とファンおよびメンバーにメッセージを送った。

終演のアナウンスが流れる中、ファンからアンコールを求める声が止まない両会場。するとメンバーがステージに飛び出し、この日2度目の「ガールズルール」をパフォーマンスする。白石が曲中に明治神宮野球場から秩父宮ラグビー場へ移動するなど、彼女たちは最後までパワフルに動き回り、笑顔で約3時間半におよぶ6年目のバースデーライブを締めくくった。

この記事の画像(全20件)

乃木坂46 6th YEAR BIRTHDAY LIVE
2018年7月8日 明治神宮野球場 セットリスト

00. Overture
01. 自惚れビーチ
02. 13日の金曜日
03. 新しい世界
04. 風船は生きている
05. アンダー
06. 走れ!Bicycle
07. ダンケシェーン
08. DANCEナンバー
09. 制服のマネキン
10. 命は美しい
11. きっかけ
12. ガールズルール
13. あの教室
14. 僕が行かなきゃ誰が行くんだ?
15. 低体温のキス
16. 意外BREAK
17. 誰よりそばにいたい
18. 不等号
19. シークレットグラフィティー
20. 僕の衝動
21. トキトキメキメキ
22. 三番目の風
23. インフルエンサー
24. サヨナラの意味
25. 逃げ水
26. シンクロニシティ
27. 太陽ノック
28. 夏のFree&Easy
29. 裸足でSummer
30. 君の名は希望
<アンコール>
31. ロマンスのスタート
32. 転がった鐘を鳴らせ!
33. 三角の空き地
34. 乃木坂の詩
35. ジコチューで行こう!
36. ハウス!
37. おいでシャンプー
<ダブルアンコール>
38. ガールズルール

乃木坂46 6th YEAR BIRTHDAY LIVE
2018年7月8日 秩父宮ラグビー場 セットリスト

00. Overture
01. 裸足でSummer
02. 夏のFree&Easy
03. 太陽ノック
04. 逃げ水
05. サヨナラの意味
06. 走れ!Bicycle
07. ダンケシェーン
08. DANCEナンバー
09. 制服のマネキン
10. 命は美しい
11. 不等号
12. シークレットグラフィティー
13. 誰よりそばにいたい
14. 僕の衝動
15. トキトキメキメキ
16. 三番目の風
17. インフルエンサー
18. きっかけ
19. ガールズルール
20. あの教室
21. 僕が行かなきゃ誰が行くんだ?
22. 低体温のキス
23. 意外BREAK
24. 自惚れビーチ
25. 新しい世界
26. シンクロニシティ
27. 13日の金曜日
28. 風船は生きている
29. アンダー
30. 君の名は希望
<アンコール>
31. ロマンスのスタート
32. 転がった鐘を鳴らせ!
33. ジコチューで行こう!
34. 乃木坂の詩
35. 三角の空き地
36. ハウス!
37. おいでシャンプー
<ダブルアンコール>
38. ガールズルール

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※記事初出時、本文およびキャプションに誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

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ライブの感動をもう一度味わえるからオススメよ

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