町田康が13年ぶりのソロアルバム｢犬とチャーハンのすきま｣

町田康が13年ぶりのソロアルバム「犬とチャーハンのすきま」を4月末にリリースすることが決定した。

彼の小説「真実真正日記」に登場するバンドの名前をタイトルにしたこの作品。収録音源は2006年11月に7日間でレコーディングされたもので、約3年半の時を経てCD化されることになった。各曲の演奏には、AxSxE（NATSUMEN）がギターとプロデュース、石橋英子（PANICSMILE）がピアノ、フルート、マリンバ、ドラム、テルミン、ボーカル、恒岡章がドラムを初めとする打楽器、赤坂ミチル（PHEWWHOO）がベースで参加している。

熱を帯びた激しいロックンロールとともに、町田康らしさあふれる言葉が胸に響く1枚。彼が混沌とした時代に投げ入れた12曲のメッセージを、この作品から感じ取ってみよう。

なお、町田康のオフィシャルサイトではショップでの一般発売に先駆けて先行販売を実施中。

収録曲

01. 頭が腐る
02. 俺はいい人
03. 饂飩出汁
04. 頭のなかの青い海
05. うどんのなかの世界
06. なんで？
07. 道端のおっさん
08. ひとり盆踊り
09. あなたの終局
10. 爛漫
11. あなたにあえてよかった
12. I am full.

※記事初出時、キャプションに誤りがありました。訂正してお詫びいたします。