エビ中安本彩花、歌って踊ってもてなした十代最後の日

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本日6月27日に20歳の誕生日を迎えた私立恵比寿中学の安本彩花が、十代最後となった昨日6月26日に東京・マイナビBLITZ赤坂でバースデーソロライブ「歌って踊って歌謡show!!!安安(やすやす)~飲み放題始めました~」を開催した。

安本彩花ソロライブ「歌って踊って歌謡show!!!安安(やすやす)~飲み放題始めました~」の様子。

安本彩花ソロライブ「歌って踊って歌謡show!!!安安(やすやす)~飲み放題始めました~」の様子。

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安本彩花

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2016年よりそれぞれのセルフプロデュースによるバースデーライブを行ってきたエビ中メンバー。開催3度目となった自身のバースデー企画で安本は、昨年と同じく焼肉店「安安」の店長に扮し、カバー曲やオリジナル曲といったさまざまな“メニュー”でエビ中ファミリー(エビ中ファンの呼称)をもてなした。

青い傘を手に「Rain」を歌う安本彩花。

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エビ中のインストナンバー「ゑびすとてたまわんせむ」をSEに登場した安本は、1曲目に秦基博「Rain」をカバー。息遣いまで聞こえるような艶っぽい歌声を響かせる。続く「日記」ではチャーミングなボーカルに合わせ観客のハンドクラップが起こった。場内に温かなムードが広がる中で次に披露したのは、星野源の「Family Song」。ファルセットボイスを織り交ぜながら熱唱する安本の姿をファンは静かに見守った。

幼少期の安本彩花。

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冒頭3曲を歌い終えた安本は「皆さんいらっしゃいませ! ご来店ありがとうございます」と挨拶し、エビ中のナンバー「感情電車」「靴紐とファンファーレ」をパフォーマンス。緑のサイリウムがフロアを埋め尽くす中、小田和正の「緑の街」を情感たっぷりに歌い上げた。幕間には彼女の生い立ちを振り返るVTRが上映され、安本は「これ盛れてないですか?」とお気に入りの写真を紹介しつつ幼少期のエピソードを語った。

緑色のテープが舞うマイナビBLITZ赤坂。

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そして安本はBiSHのキラーチューン「オーケストラ」でライブを再開。エモーショナルな楽曲を振り絞るように歌い、場内から割れんばかりの拍手と歓声を受けた安本は、さらに「約束」「さよならばいばいまたあした」とエビ中楽曲の中でもセンチメンタルな2曲を届けた。安本がエビ中メンバー小林歌穂と共に流れ星「岐阜ミーチャンス」の振りマネを披露するVTRを経て、ライブは終盤へ。安本は菅田将暉の「さよならエレジー」、エビ中の「君のままで」と疾走感のある楽曲を連投した。勢いそのままに、安本は椎名林檎トリビュートアルバム「アダムとイヴの林檎」でエビ中がカバーした「自由へ道連れ」を披露。緑色のテープがキャノン砲から放たれ、場内に大きな歓声がこだました。

安本彩花

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終盤の盛り上がりに沸き立つ観客とは裏腹に、緊張した様子の安本は、この日のために自ら作詞作曲したオリジナルの新曲を持ってきたことを明かす。「二十歳に向けて不安に思うことがたくさんあったときに降りてきた曲です」という説明ののち、安本は新曲「TSUBOMI」を初パフォーマンス。歌詞の意味を1つひとつ噛みしめるように歌い上げた。本編の締めくくりには、昨年のバースデーライブで歌われた自作曲「青空gift」を、歌詞やオケをアップデートした新バージョンで披露。全曲を歌い終え、晴れやかな表情の安本は今回のライブについて「年齢関係なく、安本彩花が全部出せたらいいなと思っていた」と心境を語る。また「二十歳になっても無邪気で自由な心を忘れずにいたい」「昨年から挑戦している曲作りにどんどん取り組みたい」と抱負を口にし、元気いっぱい手を振りながらステージをあとにした。

かつての自分を完コピする安本彩花。

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アンコールならぬ“おかわり”コールを受けて再登場した安本は、「本編ではあまりしゃべってなかったので、アンコールは歌いません。時間が許す限り皆さんの質問にバンバン答えていきます!」と質問コーナーを展開。「なんでも答えます」という宣言通り、ファンの問いかけに次々と答えていく。二十歳になってやりたいことを聞かれると「お酒は飲まないと言ってたけど、真山姉さん(真山りか)と飲んでみたい。よそで飲んだらどうなるかわからないから、メンバーと楽しむ程度に」と回答。また自己紹介の初期バージョンをやってほしいというリクエストには、「トマト大好きリコピン少女。出席番号5番、安本彩花です」とかつての自分の声色を再現して応えた。

プレゼントを持って駆け付けた柏木ひなた(左)と小林歌穂(右)。

プレゼントを持って駆け付けた柏木ひなた(左)と小林歌穂(右)。[拡大]

和やかなムードでコーナーを進行する彼女は、続いて選ばれたファンにポラロイド写真をプレゼント。ポラは本来16枚あったが、そのうち1枚をメンバー柏木ひなたが欲しがったことにより、プレゼントできる写真は15枚しかないという。微笑ましいエピソードで会場が笑いに包まれる中、突然「ハッピーバースデートゥーユー」が流れ、ステージには柏木と小林がサプライズで登場した。2人の姿に驚きつつも、他愛のないやりとりで次第にリラックスしていく安本。公演の最後には観客との記念撮影が行われ、彼女は小顔効果のあるポーズをファンに伝授しつつ「安安ー!」と掛け声を上げ、十代最後の姿を写真に収めた。

YouTubeでは本公演より安本の自作曲「TSUBOMI」「青空gift」のライブ映像を公開中。

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安本彩花生誕ソロライブ「歌って踊って歌謡show!!!安安(やすやす)~飲み放題始めました~」2018年6月26日 マイナビBLITZ赤坂 セットリスト

01. Rain(オリジナル:秦基博)
02. 日記
03. Family Song(オリジナル:星野源)
04. 感情電車
05. 靴紐とファンファーレ
06. 緑の街(オリジナル:小田和正)
07. オーケストラ(オリジナル:BiSH)
08. 約束
09. さよならばいばいまたあした
10. さよならエレジー(オリジナル:菅田将暉)
11. 君のままで
12. 自由へ道連れ(オリジナル:椎名林檎)
13. TSUBOMI
14. 青空gift

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にっしー @kerotan_24

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