「MUKATSUKI」はシャッフルビートに乗せて日々のうっぷんを叫ぶアッパーチューン。撮影は郊外の倉庫で行われ、メンバーは“苛立ち”を象徴するような古いテレビを思い切り壊したり、クールなダンスパフォーマンスを展開したりとM!LKのさわやかなイメージとは正反対と言える危なげで男らしいふるまいを披露している。
言葉を発さないBLACK M!LKの5人に代わって、M!LKのメンバーは「MUKATSUKI」のMVについての印象を語った。塩崎太智は「僕が印象的だったのは5人が顔を地面に押し付けられて、それに反抗するシーン」とコメント。中でもHAYATOとMIZUKIの演技に感動したといい「2人ともさすがだなと思った。観ているこっちが痛くなるようで」と続ける。これに板垣瑞生も「M!LKには絶対ないシーンだよね」と反応。「M!LKと違ったダンスや曲に挑戦しているのは面白いなって思いますね。テレビを壊すシーンに注目してほしいです」と語った。またラストのダンスシーンを観てほしいという山崎悠稀は「ダンス自体もそうだけど、倉庫の雰囲気やスモークの演出もカッコいい。HARUKIは自分の体の大きさよりももっと大きく踊れるようにがんばっていると思う」と話す。ダンスについては吉田仁人も「振り付け自体がカッコいいし攻撃的なので、素直に楽しみながら表現してるって言ってました」とJINTOの思いを代弁した。
初めてBLACK M!LKがM!LKのライブに登場したのは約1年前だが、M!LKのメンバーはBLACK M!LKが作品をリリースする展開は予想していなかったと声をそろえる。佐野勇斗は「僕らはBLACK M!LKの曲のようなクールなものはやったことがないし、BLACK M!LKが『こういうダンスもできるんだぞ』っていう一面を見せることで観てくださる方を驚かせることができたら」と話した。「THE LOCK」という作品のタイトルについては、仁人が「社会に対する不平不満だったり心の叫びを開放するっていう意味のLOCKと、 “監獄島”であるアルカトラズ島の通称『THE LOCK』をかけて、『それくらい俺らはヤバいんだぜ』っていう意味を込めているみたいです」と説明。瑞生は「いら立ちを歌で叫ぶ、っていうのはスカっとしそう。ライブでも盛り上がるんじゃないかな」と語った。
BLACK M!LKは6月24日に大阪・Zepp Osaka Baysideで、30日に東京・Zepp DiverCity TOKYOで初の単独ライブ「BLACK M!LK RED SIGNAL BATTLE in 東阪 W BLACK」を開催する。これについて仁人は「M!LKを観に来る感覚で来たら、いい意味で裏切られるライブになると思います」とコメント。悠稀は「BLACK M!LKはアルバムリリース自体がレアなことだと思うし、ライブも1回1回が貴重なものになると思う」とアピールした。「パフォーマンスがカッコいいので、ダンスが好きな人にも観に来てもらえたらうれしい」と語ったのは瑞生。最後に仁人は「BLACK M!LKは社会にある不満に彼らなりに共感して、『一緒にがんばっていこう』っていう気持ちだと思うので、パフォーマンスを観たらスカっとできると思う。怒りに対して一生懸命向き合う姿を観て、『自分たちもがんばろう』と思ってもらえたら」と思いを伝えた。
※塩崎太智、山崎悠稀の崎はたつさきが正式表記。
BLACK M!LK「BLACK M!LK RED SIGNAL BATTLE in 東阪 W BLACK」
2018年6月24日(日)大阪府 Zepp Osaka Bayside
2018年6月30日(土)東京都 Zepp DiverCity TOKYO
リンク
- BLACK M!LK | RED SIGNAL BATTLE in 東阪 W BLACK (仮)
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音楽ナタリー @natalie_mu
BLACK M!LK「MUKATSUKI」MVのオフショット公開、M!LKが“裏側”語る(写真25枚 / 動画あり) #MILK https://t.co/tuFZ7W4aJL https://t.co/ERYeATyJ0Y