04 Limited Sazabys、念願ガイシホールでさらなる飛躍誓う

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04 Limited Sazabysがアリーナツアー「04 Limited Sazabys 10th Anniversary Live」を本日5月11日に大阪・大阪城ホールにて終幕させた。この記事では5月5日に行われた、愛知・日本ガイシホール公演の模様をレポートする。

「04 Limited Sazabys 10th Anniversary Live」愛知・日本ガイシホール公演の様子。

「04 Limited Sazabys 10th Anniversary Live」愛知・日本ガイシホール公演の様子。

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「04 Limited Sazabys 10th Anniversary Live」愛知・日本ガイシホール公演の様子。

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このツアーはバンドの結成10周年を記念して開催されたもの。04 Limited Sazabysにとって初のアリーナツアーとなった。各会場では歴代のツアーTシャツやライブ写真などの展示も行われ、ファンはバンドの10年の歴史をさまざまな形で味わった。

GEN(B, Vo)

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RYU-TA(G, Cho)

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場内が暗転すると、迫り上がる形でメンバー4人が登場。大歓声に迎えられた4人は、空砲と共に各々の定位置へ進み、「knife」でライブをスタートさせる。ステージには火柱が上がり、フロア内をレーザーが飛び交うなど、さっそくド派手な演出が観客のテンションをさらに引き上げていった。

「fiction」「Night on」とソリッドなナンバーを続けたあと、GEN(B, Vo)が「04 Limited Sazabysです。10周年、おめでとうございます! ありがとうございます!」と挨拶。さらに「我々名古屋のヒーロー04 Limited Sazabysは、2年前上京して日本のヒーローになって帰ってきました!」と胸を張ると、会場からは温かな拍手が贈られる。彼はさらに「でも名古屋の皆さんに愛されないと意味がないと思っております!」と地元で見守るファンに言葉を贈り、最新シングルの表題曲「My HERO」をエネルギッシュに届けた。

オリジナルメンバーのUDO(右から2番目)と04 Limited Sazabysメンバー。

オリジナルメンバーのUDO(右から2番目)と04 Limited Sazabysメンバー。[拡大]

KOUHEI(Dr, Cho)の繰り出す高速ビートに乗せた「Remember」「Any」ではファンはライブハウスさながらに暴れ回り、リズミカルなハンドクラップが発生した「drops」ではHIROKAZ(G)とRYU-TA(G, Cho)がステージ端まで進む。GENが「ずっと立ちたかった日本ガイシホールに自分たちの力で立ってます」と感慨深く語ったあとには、結成以前の12年前に作った曲だと言う「Standing here」や近年のライブではあまり演奏されることのない「Do it Do it」など、初期曲が並んだ。その後のMCではスペシャルゲストとして初期ドラマーのUDOが登場。彼は「10周年おめでとうを言いに来た」と言い、メンバーと思い出話に花を咲かせた。

渋谷龍太(SUPER BEAVER)を迎えた「mahoroba」演奏時の様子。

渋谷龍太(SUPER BEAVER)を迎えた「mahoroba」演奏時の様子。[拡大]

UDOが去るとGENがKOUHEIに「ビートちょうだい!」と声をかけ、ライブは後半戦へ。後半戦の1曲目を飾ったのはGENいわく「俺たちの持ってる曲の中で一番エロい曲」だという「mahoroba」。彼らは同曲を、渋谷龍太(SUPER BEAVER)をゲストボーカリストに迎えて演奏する。渋谷はメンバー間をゆったりと歩き回ったり、メンバーに近づいたりと色気たっぷりに歌唱。場内にはダビーな演奏と、GENと渋谷による艶やかな歌声が広がった。

HIROKAZ(G)

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KOUHEI(Dr, Cho)

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中盤、GENは「日本ガイシホール、ここをずっと目指してました。正直、武道館より目指してました。『絶対自分たちの足でいつか立つんだ』と思ってました」と改めて同会場でのワンマンライブを行う喜びを口に。その理由について自身が初めてライブに足を運んだのが同会場だったと説明し「GEN少年はここにきて、衝撃を受けて抜け出せなくなって今に至るわけですよ。なので今日はみんなにあのときのGEN少年以上の衝撃を与えたいと思ってます。あのときの自分に負けないように精いっぱい歌います」と意気込みを重ねる。そして一呼吸置き、「UDOがいたときから歌ってる、大切な歌を歌います」と説明すると、HIROKAZの奏でるアルペジオに乗せ「Buster call」を歌い始める。冒頭のパートを丁寧に歌い上げ、伸びやかな歌声を会場いっぱいに響かせると、バンドの演奏が加わり一気にテンポアップ。4人は気迫の演奏を見せ、場内を再び熱狂の渦に包んだ。

GEN(B, Vo)

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その後も彼らは和テイストのサウンドが印象的な「夕凪」やKOUHEIのダイナミックなドラミングに乗せた「discord」、大合唱が発生した「hello」など新旧のナンバーを次々と届けていった。最後にGENは「名古屋の皆さんが愛してくれたから生き残れました。お客さんが全然入らなかったときから、名古屋の皆さんが離れずに付いてきてくれたから続けてこれました」と地元のファンへの感謝の気持ちを改めて伝える。そして「あの頃を知ってくれてる人たちからしたら、俺たちなかなかいいとこまで来たと思うんですけど、俺たちここからアクセル踏むんですよ」「ヒーローになりたくてバンドを続けてきたんです。今までの10年は俺たちがヒーローになるまでのストーリーだったんですけど、ここからはヒーローになった俺たちが、どんなふうに悪いやつと戦って、どんなふうに人を救うのか、興味を持って付いてきてください。これからは自分たちで新しい道を作っていきます」と今後の飛躍を約束した。そしてその決意を表すかのように「Feel」と「Give me」を熱演して、熱気に包まれる中、本編を終えた。

「04 Limited Sazabys 10th Anniversary Live」愛知・日本ガイシホール公演の様子。

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アンコールではRYU-TAが「すげー景色だなあ。名古屋のこんなデカいところでできるなんて思わなかった」と感激した様子を見せる。GENは改めて同会場が自身の“音楽人生の1ページ目”であることに言及し「今日が1ページ目になったやつといつか再会したい」とさらなる目標を掲げた。そしてバンドは最後に「Squall」をプレイ。曲中には銀テープが噴射され、ライブは華やかなフィナーレを迎える。演奏後、客席を見渡しながらステージをゆっくりと歩いたGENは、自信に満ちた表情で「我々は自分たちに伸びしろしか感じてないので、これからも新しい道を作っていきましょう」と述べて、ステージをあとにした。

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04 Limited Sazabys 10th Anniversary Live<br>2018年5月5日 日本ガイシホール セットリスト

01. knife
02. fiction
03. Night on
04. Warp
05. My HERO
06. Remember
07. Any
08. drops
09. Standing here
10. Now here,No where
11. happiness
12. Do it Do it
13. midnight cruising
14. mahoroba
15. bless you
16. swim
17. Buster call
18. monolith
19. 夕凪
20. discord
21. Letter
22. imaginary
23. hello
24. Feel
25. Give me
<アンコール>
26. Squall

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撮影:ヤオタケシ、Viola Kam[V'z Twinkle]

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アーサー @aasaa__25

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