ベビレが日比谷野外大音楽堂でワンマンライブを行うのは2014年、2017年に続いて今回で3度目。グループにとって今年初の単独公演となった「Break The Limit」は結成6周年の日に開催され、開演前にはメンバーと事務所の先輩である元アイドリング!!!の菊地亜美によるベビレ結成時のやり取りを収めた音声が流された。グループ名がベイビーレイズに決まったことをメンバーに告げる菊地の声が場内に響きわたったところで、ライブは開幕。全身白の新衣装に身を包んだ5人はSEに合わせてステージに登場し、会場に集まった2500人の虎ガー(ベビレファンの呼称)を前にデビュー曲「ベイビーレイズ」をパフォーマンスした。
2曲目に「Level 1」を届け、曲中に自己紹介したベビレは「走れ、走れ」「Pretty Little Baby」「ぶっちゃけRock'n はっちゃけRoll」といったナンバーをノンストップで披露。さらに5人は「くびったけエンジョイサマー!」でステージから客席通路に降りて虎ガーを喜ばせたほか、サマーソング「夏色パーティー」で勢いよくタオルを振り回して会場のボルテージを上昇させた。彼女たちは次に「ベイビーアンビシャス!」を歌ったところでようやくMCに入る。新衣装についての話題ではステージに仁王立ちした高見奈央が「大天使様だぞー! 崇めたまえ!」と虎ガーに向かって叫び、大矢梨華子から「久しぶりのライブで煽り下手になってない?」「高見さんは野音に来ると滑るっていうね」とツッコまれていた。
再びライブに戻ったメンバーは、「JUMP」で虎ガーと一緒にジャンプを繰り広げる。続けて5人は林愛夏の「いつも皆さんの笑顔があったから、私たちは6年間ステージに立つことができています」という語りからバラード曲「涙のち晴れ」を熱唱したあと、ミドルテンポにアレンジしたライブの人気曲「ベイビーレボリューション」をマイクスタンドを使って歌い上げて虎ガーを魅了した。その後、これまでの日比谷野外大音楽堂公演の思い出を振り返った彼女たちは、観客を存分に煽ってから「SHOW TIME」でヘッドバンギングを展開。間髪入れず「閃光Believer」「シンデレラじゃいられない」「夜明けBrand New Days」などのアップチューンを畳みかけるようにパフォーマンスし、自身の胸に手を当てながら言った林の「皆さんはいつだって私たちのここにいます」という言葉から「僕らはここにいる」を熱演してライブ本編を終えた。
アンコールに応えて再びステージに登場したベビレは、「栄光サンライズ」で会場を盛り上げる。そして「スパイラル」を歌唱して虎ガーに感謝の気持ちを伝えたあと、ラストナンバーとして「FOREVER MY FRIEND」を届け、結成6周年記念日の日比谷野外大音楽堂公演を締めくくった。
ベイビーレイズJAPAN「ベイビーレイズJAPANワンマンライブ2018-Break The Limit-」2018年5月6日 日比谷野外大音楽堂 セットリスト
01. ベイビーレイズ
02. Level 1
03. 走れ、走れ
04. Pretty Little Baby
05. ぶっちゃけRock'n はっちゃけRoll
06. くびったけエンジョイサマー!
07. 夏色パーティー
08. ベイビーアンビシャス!
09. JUMP
10. 何度でも
11. 涙のち晴れ
12. ベイビーレボリューション
13. SHOW TIME
14. 閃光Believer
15. ◯◯◯◯◯
16. アンチヒーロー
17. シンデレラじゃいられない
18. 夜明けBrand New Days
19. 僕らはここにいる
<アンコール>
20. 栄光サンライズ
21. スパイラル
22. FOREVER MY FRIEND
リンク
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