小袋成彬カバー＆未発表曲届けた初ワンマン、次回公演は東阪で

小袋成彬が本日5月1日に東京・WWWでワンマンライブを開催した。

これは小袋にとって初のワンマンライブ。彼は満員の観客が見守る中、サポートメンバー2名と静かにステージに姿を見せた。ライブは4月発売のデビューアルバム「分離派の夏」のオープニングを飾る「042616 @London」でスタート。彼はアルバム曲順通り「Game」へとつなげ、ハンドマイクで美しいファルセットを響かせてオーディエンスを魅了する。

この日、MCを一切行わずに生演奏と同期音源を用いてアルバムの全収録曲をパフォーマンスした小袋。さらに自身が制作したSpotifyのプレイリスト「分離派の春」にも入れたThe Flaming Lips「Do You Realize??」やキャロル・キング「You've got a friend」のカバー、未発表の新曲（タイトル未定）も披露してオーディエンスを喜ばせた。ところどころで友人の1人語りをフィールドレコーディングしたトラックも流れ、アルバムにも収められている「101117 @El Camino de Santiago」では霧のかかった田舎道を歩く視点の映像が放映された。

約1時間強にわたり18曲を届けた小袋は、客席に向かってひと言「ありがとうございました」と感謝の気持ちを述べる。彼とサポートメンバーがステージを降りると、最後に「042616 @London」の別バージョンが流れ、鳴り止まない拍手の中ライブは終幕した。

なお10月5日には大阪・ Music Club JANUS、10月10日には東京・WWW Xでも小袋のワンマンライブが行われることが決定。彼のオフィシャルサイトでは、明日5月2日12:00から13日23:59までチケットの先行販売が行われる。