「Cupitronをおしまいにします」現名義ラストライブで新たな一歩

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Cupitronが4月30日に東京・青山RizMで自主企画ライブ「THE LAST LIVE」を開催。このライブをもって、Cupitron名義での活動を終了した。

Cupitron「THE LAST LIVE」の様子。

Cupitron「THE LAST LIVE」の様子。

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ラジオ番組「蟹江一平のようこそ!先輩っ▼」のゲストとして登場したCupitron。

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「THE LAST LIVE」はトークイベントとライブ本編の2部構成で行われ、昼公演の“番外篇”には、役者として大先輩ながら芸映プロダクションの入所歴としては後輩にあたる俳優・蟹江一平が参加。蟹江がパーソナリティを務める架空のラジオ番組「蟹江一平のようこそ!先輩っ▼」として進行した。Cupitronの3人は番組のゲストとして登場し、蟹江との和気あいあいとしたトークを進めていく。リーダー山川二千翔は最近凝っているというヘアアレンジについて話し、この春大学生になった浜田彩加は大学の図書館に通いつめていると近況を報告。最年少で高校生の宮川里奈は、学校の友達と毎日のように楽しんでいるという鬼ごっこと人狼ゲームについて熱弁した。また宮川はファンから“番組”に寄せられた「Instagramをやってほしい」というリクエストに応え、舞台上で公式アカウント(@rinatomato0926)をオープンさせた。

真剣なトーンでコーナー中止を打診する蟹江一平(左端)。

真剣なトーンでコーナー中止を打診する蟹江一平(左端)。[拡大]

リクエストソングのコーナーになると、3人はThe Super Ballの「SKY」をチョイス。グループでの活動がうまくいかず悩んでいたとき、彼女たちはこの「SKY」に励まされたという。トークは楽しく進行していたが、番組がCMに差し掛かると、暗転したステージ上で蟹江はCupitronに「次のコーナー、本当にやる? このまま和気あいあいと終わってもいいと思うんだけど……」と深刻なトーンで語りかける。山川はこれに「メンバーとスタッフさんで話し合って決めたことなので、ちゃんと伝えます」と回答。そしてCM明け、番組最後のコーナー「ズバリ聞いてみた!」で蟹江が今回のライブの意味深なタイトルについて尋ねると、Cupitronの3人は「私たち、Cupitronをおしまいにします」と声をそろえ、不穏な空気のままトークは終了となった。

Cupitron

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画力対決で盛り上がるCupitron。

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夜公演のライブ本編は、Cupitronの配信限定デビュー曲「サマーカイジュウ」でスタート。そして1stシングル「ユニコーンパレード」とそのカップリング「ピコピコクラブ」、2ndシングル「バッテリー」とカップリングの「ピポパトーク」「WARP WARP」、3rdシングル「ロボットボーイ ロボットガール」とカップリングの「π」といった具合に、デビューからこれまでを順に追う流れで進んでいく。Cupitronの楽曲はボーカルにエフェクト処理を多用しているため、ライブでもレコーディング音源を使用することが多かったが、今回のライブではどの曲もメンバーの生歌を前面に押し出したパフォーマンスが展開された。中盤のトークコーナーではスケッチブックを持ち込み、メンバーが「お絵描き対決」でバトル。観客からのリクエストによるお題は「東京スカイツリー」「ピカチュウ」「ロボット」の3つ。昼の部ラストの不穏なムードとは裏腹な、いつも通りのどかな光景が広がっていたが、ライブが終盤に差し掛かると、3人は「THE LAST LIVE」というタイトルに込められた真意を明かす。

Cupitron終了の真意とこれからの活動に向けての熱意を語るCupitron。

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Cupitronはしばらくの休止期間ののち、2017年秋より活動を再開したが、再開のタイミングで所属していたキスポイントレコーズやデビュー時からのプロデュースを務めていたトベタ・バジュンとは離れて活動していたことを報告。「ライブをやるのは楽しくて、正直このままでもいいのかなと思ったんですけど……中途半端な気持ちでやることになるので、こういう決断をさせていただきました」と説明し、3人は改めて「Cupitronをおしまいにします」と宣言した。ただし、Cupitronとしてのライブは今回が最後となるが、今後も山川、浜田、宮川の3人編成はそのままに、音楽性などユニットコンセプトを一旦リセットして再始動するという。それに伴いユニット名も刷新されることになるが、新たなユニット名は一般公募も行ったうえで最終決定するとのこと。すべてを明かした3人は「こういうタイトルで皆さんをモヤモヤさせちゃったり、不安な思いをさせてしまったことは本当に申し訳ないと思っています」と深々と頭を下げたが、場内は安堵の声と温かい拍手で包まれた。

「THE LAST LIVE」終演後のCupitron。

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報告を終えた3人はCupitronでのラストシングルとなった「銀河鉄道999」とそのカップリング曲「LOVE SCIENCE」を披露。そして最後は、昼のトークでも紹介されたThe Super Ball「SKY」のカバーを歌い、ハモリを重ねた3人のハーモニーを響かせた。

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Cupitron「THE LAST LIVE」
2018年4月30日 青山RizM セットリスト

01. Overture~サマーカイジュウ
02. ユニコーンパレード
03. ピコピコクラブ
04. バッテリー
05. ピポパトーク
06. WARP WARP
07. ロボットボーイ ロボットガール
08. π
09. 銀河鉄道999
10. LOVE SCIENCE
11. SKY

※文中▼はハートマークが正式表記。

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Cupitron @cupitron

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#キュピトロン
#蟹江一平
#THELASTLIVE
#ありがとうございます

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