DEAR KISS、元GEM伊山摩穂を迎えた5人体制で新たなスタート

DEAR KISSが昨日4月29日に東京・TSUTAYA O-WESTでワンマンライブ「DEAREST DREAM」を行った。

今年3月末に解散したGEMの元メンバーである伊山摩穂が加入し、5人体制となったDEAR KISS。彼女たちの新体制初ライブとして行われた昨日の公演には多くのファンが駆け付け、会場は満員に。ライブ前半は四島早紀、齋藤里佳子、山崎みいわ、ののこの4人体制でステージが展開され、4月17日発売の最新シングルの表題曲「ため息の世界はいらない」でライブを開幕させた4人は「シェキナ」「インディビジュアル『A』」、「REIMEI」と「Step and Shout」のリミックスバージョンなど、キラーチューンを次々に披露してフロアをヒートアップさせていった。

そしてライブ終盤、齋藤の「新たなDEAR KISSのスタートです」という言葉をきっかけに伊山がステージに合流。DEAR KISSは5人で「REIMEI」「シェキナ」をパフォーマンスし、アンコールでは代表曲「Dearest」を歌い上げた。GEMの解散前、昨年12月に活動休止した伊山はブランクを感じさせないキレのあるダンスで観客を魅了。フロアから割れんばかりの歓声を受けた彼女は、「久しぶりにステージに立ってライブができて素直にうれしいです。皆さんに認めてもらえるようにDEAR KISSの伊山摩穂として精一杯がんばっていきます！」とDEAR KISSファンに向けて語った。

また山崎は「この5人で今日を迎えられたことが幸せ」と心境を述べ、ののこは自身がグループに加入した当時のことを思い出しつつ、「楽しいと心から思えるライブができるようになってきました。そんな中、まほち（伊山）が入ってくれて本当にうれしかった」と伊山への感謝の言葉をコメント。齋藤は「DEAR KISSとしてどんどん階段を上っていけている現状が素直にうれしい。ちょっとずつグループが大きくなってることを実感できるのが幸せ。この5人でもっと上を目指したいです」と意気込みを語り、四島は「摩穂も不安があったと思うけどリハーサルをして素直に『楽しい！』と言ってくれたことが本当にうれしかったです。この5人でがんばって皆さんの笑顔をもっと増やしていきたい。次のステップを目指します！」とさらに高みを目指すことを宣言した。

その後DEAR KISSは、ダブルアンコールに応えて「Yes Smile」を歌唱。曲中にはファンによる手袋を使ったサプライズ演出が行われ、全16曲におよぶワンマンライブが締めくくられた。なおDEAR KISSは8月12日に東京・SELENE b2で4thワンマンライブを開催。チケットぴあでは5月6日までチケットの1次先行予約を受け付けている。