FOMARE、満員O-WESTに大合唱響かせた「If I stay」ツアー追加公演

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FOMAREがライブツアー「"If I stay"tour 2018」の追加公演を4月23日に東京・TSUTAYA O-WESTにて開催した。

FOMARE「"If I stay"tour 2018 追加公演」東京・TSUTAYA O-WESTの様子。(Photo by Kohei Suzuki)

FOMARE「"If I stay"tour 2018 追加公演」東京・TSUTAYA O-WESTの様子。(Photo by Kohei Suzuki)

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このツアーは彼らが昨年12月に発売したミニアルバム「If I stay」を携えて行っていたもの。追加公演として実施されたこの日のチケットはソールドアウトで、彼らはゲストバンドのSWANKY DANKNorthern19と共に満員の観客に囲まれて熱演を繰り広げた。

SWANKY DANK(Photo by Kohei Suzuki)

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トップバッターはSWANKY DANK。彼らはFOMAREと初競演だと言うものの、KOJI(Vo, B)がFOMAREのTシャツを着用してステージに登場し、さっそくバンドへの愛情を見せる。そして4人は「misery」「number」「Colors」とパンキッシュなナンバーを投下していった。「Sink Like a Stone」ではKOJIが「楽屋にいるFOMAREに届くように」とコールアンドレスポンスを煽り、場内の一体感を高めていく。彼らの熱演に応えるようにフロアの観客も徐々に熱を帯び、ラストナンバー「Listen to the Radio」ではサークルモッシュが発生する。最後にはKOJIがフロア最前列の柵に立ち上がって歌唱。場内を熱気で包んでステージをあとにした。

Northern19(Photo by Kohei Suzuki)

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続くNorthern19も、SWANKY DANK同様、FOMAREとは“初絡み”。笠原健太郎(Vo, G)は「こういう日本語詞を作れるってすごい。Northern19も日本語やってみようかなと思った(笑)」と冗談交じりにFOMAREへの気持ちを伝える。そして彼らは高速ビートに乗せた「AKASHIC RECORD」「MESSAGE」やミディアムチューン「SLEEP」「TONIGHT, TONIGHT」などを届けていく。最後にキラーチューン「STAY YOUTH FOREVER」が投下されると、ステージ袖から、出番直前にも関わらずFOMAREのアマダシンスケ(B, Vo)とカマタリョウガ(G, Cho)がダイブし、大盛り上がりとなった。

アマダシンスケ(B, Vo / FOMARE)(Photo by Kohei Suzuki)

アマダシンスケ(B, Vo / FOMARE)(Photo by Kohei Suzuki)[拡大]

カマタリョウガ(G, Cho / FOMARE)(Photo by Kohei Suzuki)

カマタリョウガ(G, Cho / FOMARE)(Photo by Kohei Suzuki)[拡大]

樹下卓弥(Dr / FOMARE)(Photo by Kohei Suzuki)

樹下卓弥(Dr / FOMARE)(Photo by Kohei Suzuki)[拡大]

この日の主役FOMAREは興奮冷めやらぬ様子でアマダが「拳上げろー!」と声を上げると、カマタがさわやかなギターリフを奏で、樹下卓弥(Dr)が疾走感あふれるドラムで勢い付けて、「君と夜明け」でライブをスタートさせる。続く「雨の日も風の日も」ではデモCD収録曲にも関わらず、フロアから合唱が発生。その様子にアマダは「いいね!」と声を弾ませる。さらに息つく間もなくアマダのベースリフから「風」になだれ込むなど、バンドはゲスト2組が作り上げたパンキッシュなムードを引き継ぐようなエネルギッシュなステージングを見せた。

最初のMCで3人はツアーを回想。アマダは「こんなにみんなが観てくれるなんて想像もしてなかった」と感激を伝えた後、カマタと樹下のほうを向き「メンバーもありがとう」とメンバーへの感謝の気持ちも述べた。さらにツアー3日目にしてアマダが足を骨折したエピソードを振り返ったあと、アマダは「『If I stay』の曲を作ってるとき、レコーディング中も(発売日の)12月6日になるのが怖くて、不安しかなかった。どんなアルバムになるんだろうとかどんなツアーになるんだろうとか俺たちどんなバンドになるんだろうかとか不安しかなかったんですけど、ツアーが始まってライブをやるたび、メンバーに会うたびに、いろんなバンドと出会うたびに、いろんなお客さんと歌を歌うたびに……言葉にするの下手くそなんだけど、やっててよかったなって思いました」と思いの丈をぶつける。そして届けられた「Lani」では、歌い出しから観客が大合唱。さらに後半のサビではアマダがマイクを離れてファンに歌を託すと、会場いっぱいに盛大な歌声が広がった。

FOMARE(Photo by Kohei Suzuki)

FOMARE(Photo by Kohei Suzuki)[拡大]

感動的なムードの中、バンドは「春風」「かわらないもの」とゆったりしたナンバーを情感たっぷりに届けていく。終盤、この日を振り返りアマダが「なんだかすごく、明るい未来が見えた気がします!」とうれしそうに言うと、バンドは最後にライブハウスについて歌った「HOME」をプレイ。フロアからはいくつも拳が上がり、熱気が満ちる中、3人は本編を締めくくった。

アンコールでは「昔の曲を」というアマダの前置きから「新しい歌」が投下される。かと思いきや、樹下が突然演奏を止める。するとアマダが「Happy birthday to you」を歌い始め、ステージ袖からケーキを持ったスタッフが登場し、先日誕生日を迎えたカマタを祝福した。和やかな雰囲気の中、バンドは改めて「新しい歌」を演奏。さらに新曲「夢から覚めても」を届けてステージを去った。しかしさらにアンコールを求める声が止まず、メンバーはみたびステージへ。駆け抜けるようにこの日2度目となる「君と夜明け」を届けて、ツアーの幕を下ろした。

なお「HOME」のトレイラー映像が本日4月25日にYouTubeにて公開された。トレイラーは本ツアーのオフショットをつないだ映像となっている。

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FOMARE「"If I stay"tour 2018 追加公演」
2018年4月23日 TSUTAYA O-WEST セットリスト

SWANKY DANK

01. misery
02. number
03. Colors
04. Amazing Dreams
05. Sink Like a Stone
06. the answer
07. Listen to the Radio

Northern19

01. AKASHIC RECORD
02. MESSAGE
03. MORATORIUM
04. NEVER ENDING STORY
05. SLEEP
06. TONIGHT, TONIGHT
07. BELIEVER
08. CRAVE YOU
09. STAY YOUTH FOREVER

FOMARE

01. 君と夜明け
02. 雨の日も風の日も
03. 風
04. 恋をする自分が好きなだけだと思う
05. Lani
06. stay with me
07. 春風
08. かわらないもの
09. HOME
<アンコール>
10. 新しい歌
11. 夢から覚めても
<ダブルアンコール>
12. 君と夜明け

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読者の反応

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FOMARE OFFICIAL @_fomare_

【ライブレポート】

先日のツアーファイナルを音楽ナタリーがレポートしてくれました🙆‍♀️🙇‍♀️

素晴らしい記事をありがとうございます。

https://t.co/1RMYMRSVBk

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