PrizmaXの
「レディ・プレイヤー1」はアーネスト・クラインのSF小説「ゲームウォーズ」を
レッドカーペットでのファンサービスを終えてステージに上がると、ウィンは「監督、キャストの皆さんとここに立てていること、幸せです。今夜は本当に僕にとって眠れない、忘れられない一夜になります」と感慨深げに挨拶した。ひさびさの来日となったスピルバーグ監督は「この映画は私にとって非常にパーソナルな作品なので、自ら日本に来て皆さんに紹介したいと思いました。日本のポップカルチャーの要素がたくさん含まれていますので、キャラクターとストーリーを楽しんでください。タイ、オリヴィア、ウィン、キャストが素晴らしい演技を見せてくれました」と作品への思い入れを語る。タイとオリヴィアは今回が初来日で、タイは日本の印象を聞かれて「皆さん礼儀正しい。この『レディ・プレイヤー1』を持って初めて日本に来れたこと、本当にうれしく思っています」と笑顔を見せた。
トークセッションでは、司会者がウィンに「大抜擢ですね」と声をかける。これにウィンは「監督と最初に会ったのは2ndオーディションのときだったのですが、今でも鮮明に覚えていて。『ハイ、ウィン』という握手から今日この日を迎えられたこと、幸せな気持ちでいっぱいです」と返した。スピルバーグ監督は彼の言葉に、微笑みを浮かべながら耳を傾ける。そしてウィンは「今のこの状況に追いつくのに精いっぱいだったりしています(笑)。本当に夢のようで、『覚めないでほしいな』ってすごく思っています」と今の思いを明かした。
スピルバーグ監督は「(ひさびさの日本は)変わっているところもあるけれど、変わらないのは人々が礼儀正しく、お互いに敬意を払っているところ。そして皮肉が見受けられないのは私の国と大きく違うところです。今回の映画は私のこれまで作ってきた映画の中で、もっともシニシズムがない映画だと思うので、日本に合っていると思います」とコメント。そして「私は日本のアニメに出会ってから、この国のポップカルチャーに本当に魅了されています。『ジュラシックパーク』は、完全に『ゴジラ』を観て作りました」というリップサービスで集まったファンを喜ばせた。
監督とキャスト陣は終始和気あいあいとした様子で、笑顔を交わしながらイベントを楽しんだ。タイは「2018年の今の世界にとても関連性のある作品だと思います。私が撮影中にたくさんのことを学んだように、皆さんもいろいろ感じてもらえたら」と呼びかけ、作品をアピールしていた。
リンク
- 映画『レディ・プレイヤー1』オフィシャルサイト
- PrizmaX
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みちアキ @tmichiaki
"今回の映画は私のこれまで作ってきた映画の中で、もっともシニシズムがない映画だと思う" 【イベントレポート】「本当に夢のよう」森崎ウィン、「レディプレ」プレミアでスピルバーグと再会(写真38枚) - 音楽ナタリー https://t.co/fbkbmcrNqe