石崎ひゅーい、“春の嵐の中”で届けた「ピリオド」

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石崎ひゅーいが昨日4月12日に東京・代々木公園野外ステージにて、ベストアルバム「Huwie Best」の発売を記念したフリーライブを行った。

石崎ひゅーい(Photo by HAJIME KAMIIISAKA)

石崎ひゅーい(Photo by HAJIME KAMIIISAKA)

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「石崎ひゅーい『Huwie Best』フリーライブ」の様子。(Photo by HAJIME KAMIIISAKA)

「石崎ひゅーい『Huwie Best』フリーライブ」の様子。(Photo by HAJIME KAMIIISAKA)[拡大]

4月らしいひんやりとした夜風が吹く中、サポートメンバーのトオミヨウ(Key)、原治武(Perc)と共にステージに登場した石崎は、「この曲から石崎ひゅーいは始まりました」と告げて「第三惑星交響曲」でライブをスタートさせる。彼は「いつも見てくれる皆さん、ありがとう。初めましての皆さん、ありがとう」と挨拶して「ファンタジックレディオ」を笑顔で歌唱。「1983バックパッカーズ」では軽快なリズムに乗せてスキャットを披露する一幕もあった。

「石崎ひゅーい『Huwie Best』フリーライブ」の様子。(Photo by HAJIME KAMIIISAKA)

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ライブ中盤、石崎は「ガールフレンド」を力強く歌唱したり、「おっぱい」を素朴に歌い上げたりして観客の目を釘付けにする。その後、自身の独断で写真や動画撮影を許可すると、「皆さんの思い出にするもよし、世界に向けて発信するもよし。とりあえずチャック・ベリーのようなギターを弾きます」と言ってブルージーなギターリフを披露してから「ピーナッツバター」へとつなげて客席を沸かせ、続く代表曲「夜間飛行」ではファンの合唱を煽って会場に一体感を生み出していった。

「みんなのおかげで超楽しい」と笑顔を見せた石崎は「本当の優しさってなんだろうって常々思ってます。今まさにここでも思ってます。春の嵐の中で、『ピリオド』という新曲を聴いてください」と歌詞の一部を引用して語り、同曲をパフォーマンス。「ピリオド」は石崎にしては珍しく失恋をテーマにしたバラードで、その切実な歌声に圧倒されていた様子の観客も、曲が終わると大きな拍手で石崎の熱演に応えていた。

「石崎ひゅーい『Huwie Best』フリーライブ」の様子。(Photo by HAJIME KAMIIISAKA)

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サポートメンバーが退場し、1人ステージに残った石崎は「アーティストって想像力とかセンスに満ちあふれて、みんな『すごいな』って思いながら見てると思うんですけど、正直僕は負けそうなときもたくさんあって、たぶんずっとそんな感じだと思うんですよね。嘘は付けないので」と素直を思いを吐露する。そして「みんなの生活に僕の曲が寄り添ってくれることが僕の幸せです。5月からギターを持って弾き語りでみんなの街へ歌を歌いに行きます。そうやって新しい自分を見つけられたらと思ってます」と話してから最後は弾き語りで「花瓶の花」を優しく歌い上げ、フリーライブの幕を下ろした。

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石崎ひゅーい「Huwie Best」フリーライブ 2018年4月12日 代々木公園野外ステージ セットリスト

01. 第三惑星交響曲
02. ファンタジックレディオ
03. 1983バックパッカーズ
04. ガールフレンド
05. おっぱい
06. ピーナッツバター
07. 夜間飛行
08. ピリオド
09. 花瓶の花

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