LiSAがLiSAッ子と“初めて”を作り、豪華ゲストと歌った「Acoustic Time」

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LiSAが昨日4月7日に東京・チームスマイル・豊洲PITにて、単独公演「LiVE is Smile Always~FUN & FANFARE~[Acoustic Time]」を開催した。

LiSA「LiVE is Smile Always~FUN & FANFARE~[Acoustic Time]」の様子。(撮影:上飯坂一)

LiSA「LiVE is Smile Always~FUN & FANFARE~[Acoustic Time]」の様子。(撮影:上飯坂一)

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LiSA(撮影:上飯坂一)

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本日4月8日よりリクエストライブツアー「LiVE is Smile Always~FUN & FANFARE~」を東名阪で実施するLiSA。昨日はツアーの番外編として初のアコースティックライブを行い、自身の楽曲を新たなアレンジでLiSAッ子(LiSAファンの呼称)に届けた。

会場にはLiSAの歌声をじっくりと楽しめるようフロアに席が用意され、ステージにシャンデリアや真っ赤なドレープ状のカーテンが吊されるなど、普段のライブハウス公演とは異なる雰囲気に。どこか厳かな空気が漂う中、まずは白いシャツと黒いパンツというシックな装いのバンドメンバーが登場。続いて真っ白なロングドレス姿のLiSAが現れ、オーディエンスは熱烈な歓声を上げた。恭しくお辞儀をして客席を見渡したあと、「ようこそ! 最高に楽しんでいきましょう! ピースッ!」挨拶をして「No More Time Machine」をオープニングナンバーとしてパフォーマンス。バンドバージョンに比べ切なさを強くにじませた歌とサウンドがオーディエンスを惹き付けた。

緊張のためか、最初のMCで「はあっ」とため息を漏らした彼女。「ここにいる全員、アコースティックワンマンは初めてです! みんなと初めてをたくさん作っていきたいと思います」と意気込みつつ、「緊張する! 足、隠れてるの緊張する!」と笑った。

「DOCTOR」をデュエットするカヨコとLiSA。(撮影:上飯坂一)

「DOCTOR」をデュエットするカヨコとLiSA。(撮影:上飯坂一)[拡大]

この日は新旧の楽曲が多数披露されたほか、ゲストボーカリストたちとのコラボレーションも。中盤ではLiSAが「今回、リクエストもたくさんもらってまして、リクエストが多かったこの曲を作ってくれたカヨコさんを呼びました!」とカヨコを呼び込み「DOCTOR」をデュエット。LiSAのエモーショナルな声と、カヨコがソウルフルな声が絡み合い会場に広がっていった。

マオ(シド)とLiSA。(撮影:上飯坂一)

マオ(シド)とLiSA。(撮影:上飯坂一)[拡大]

「oath sign」をデュエットするMay'nとLiSA。(撮影:上飯坂一)

「oath sign」をデュエットするMay'nとLiSA。(撮影:上飯坂一)[拡大]

また「カッコいい曲をアコースティックでやってみると、カッコよくない? カッコいい曲、もっとあるじゃん。せっかくなら一緒に歌ってみたいじゃん」という言葉から「ASH」が始まり、同曲の作詞を手がけたシドのマオ(Vo)が登場。2人は視線を交わしながら声を重ね、ジャジーなアレンジを施した「ASH」を歌い上げた。マオを送り出したあとLiSAは、「めっちゃカッコよくない? くやしカッコいい!」とマオにほんのり嫉妬心を燃やしつつ、「男女で歌うとこんなハーモニーになるんだって、カッコよくて興奮しました」と語った。ゲストとのコラボは続く「oath sign」でも実現。LiSAが「大好きなので呼んじゃいました!」とMay'nを呼び込むと、客席はどよめきにも似た歓声に包まれた。2人が歌い出すと会場の熱気は急上昇。大サビで彼女たちは、エモーショナルで力強いハーモニーを響かせオーディエンスを圧倒した。歌い終えたあとLiSAとMay'nは「イエーイ! 楽しかった!」とハイタッチ。May'nは名残惜しそうにしながらステージをあとにした。

「ONLY≠LONELY」を歌う小南泰葉とLiSA。(撮影:上飯坂一)

「ONLY≠LONELY」を歌う小南泰葉とLiSA。(撮影:上飯坂一)[拡大]

ライブの後半ブロックを彩ったのは「Rally Go Round」などのアップテンポなナンバーたち。「アコースティックでこんなに汗をかくつもりはなかったんですが……」とLiSAが思わず口にするほどの盛り上がりとなり、LiSAッ子たちも笑顔になっていた。本編のラストナンバーは「TODAY」。音数の少ないアコースティックアレンジによって、LiSAの情感豊かなボーカルや歌詞に込められたメッセージがより強く打ち出されていた。

鳴り止まないアンコールに呼ばれ、ロングドレスの裾をはためかせながら猛ダッシュでステージに戻ってきたLiSA。彼女はアコースティックギターを抱え「大好きな曲をもっと皆さんにおいしく聴いてもらえたらと思ってがんばって作った曲です」という紹介から「ONLY≠LONELY」を歌い出す。途中で「おかえり!」と叫ぶと、同曲の作曲者である小南泰葉がステージに上がりデュエットが繰り広げられた。その後ゲスト陣が集合し、ライブの感想を語るMCへ。全員が口々に「楽しかった」と口にする中、LiSAは「すごく特別な1日を一緒に作ってくれました」とうれしそうに述べた。

アンコールで撮影されたゲストとの記念写真。(撮影:上飯坂一)

アンコールで撮影されたゲストとの記念写真。(撮影:上飯坂一)[拡大]

特別な1日を締めくくるナンバーとして届けられたのは、ラストにぴったりな「best day, best way」。いつものライブハウス公演さながらに会場が揺れ、大盛り上がりの中でライブはフィナーレに。LiSAは「2回目もやりたいなあ」とアコースティックライブ第2弾への期待を膨らませ、「大切な初めてを一緒に作ってくれてありがとうございました」とLiSAッ子への感謝の思いを伝える。そして「今日もいい日だ! ばいちっ!」と叫んだ。

なおLiSAはリクエストライブツアー後には、アジア公演を含むツアー「LiVE is Smile Always~ASiA TOUR 2018~」を開催。5月9日にはベストアルバム「LiSA BEST -Day-」「LiSA BEST -Way-」を2枚同時リリースする。

※記事初出時よりアーティスト発言の表現を変更しました。

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LiSA_STAFF @LiSA_STAFF

【WEB】音楽ニュースサイト「ナタリー」にて、4/7にTOYOSU PITにて開催されたアコースティックワンマンライブの模様をレポート掲載いただきました!是非チェックしてください!
https://t.co/NomkiHzPim

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