「星の王女さま」はアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの代表作「星の王子様」をモチーフにした作品。愛で育てた“バラ”を残し数々の惑星を巡る“王女さま”と飛行機の部品を探し歩く宇宙飛行士“リンドバーグ”が、さまざまな出会いの中で、生きることの意味や愛するということを学んでいくさまが描かれる。
本作には乃木坂46の3期生から伊藤理々杏、岩本蓮加、梅澤美波、阪口珠美、佐藤楓、中村麗乃、向井葉月、吉田綾乃クリスティーの8人が出演。王女さま役を伊藤、王女さまが大切に育てるバラ役を岩本、リンドバーグ役を梅澤が演じ、阪口、佐藤、中村、向井、吉田がそれぞれ各惑星の住人を演じる。囲み取材で自身が演じる役柄について問われると、オタクのどれみ役の向井は「挙動不審のおどおどした感じ」、“偽装キラキラ女子”のさなえ役の阪口は「恥ずかしいくらいのぶりっ子」と個性豊かなキャラクターにこだわった旨を明かす。一方でツッコミ役となる梅澤は「周りのキャラが濃すぎて迷走した」とその苦労を話した。また吉田は向井演じるどれみのあまりの挙動不審ぶりに「笑っちゃいそうでこらえるのが大変」と、向井の演技力を讃える。また記者から「特に共感できるシーンは?」との質問が飛ぶと、中村が「自分の出てるシーンではないんですけど」と王女さまとバラによる後半のシーンを挙げ、伊藤は「ありがとうございます」と笑顔に。向井は中村演じるナオミが吉田演じるマヤに「変わろうよ!」と励ましの声をかけるシーンと回答。その理由を「麗乃は普段、そういう強いことを言うタイプじゃないので、なんか泣きそうになっちゃいました」と、それぞれ互いを褒め合う形となった。さらに記者から「皆さん、花粉症は大丈夫ですか?」と聞かれると、メンバーは一様に苦しげな表情に。中でも岩本は鼻声に悩まされていると、この季節ならではの苦労を語った。
3期生のうち、今回出演しない4人は4月25日リリースの乃木坂46のニューシングル「シンクロニシティ」の選抜メンバーに選出されている。記者がそのことに言及すると、伊藤は「人数が少ないぶん、不安だったり寂しかったりしますけど、この8人でいいものを届けたい」と意気込みを語り、梅澤も「“(選抜メンバーの)4人がいない8人”と思われなくない。私たちに与えられた試練だと思うので乗り越えて、皆さんに何かを届けられたら」と強い思いを口に。またチケットが売り切れていないことについては「悔しい」と素直に言及し、「まだまだチケットもございますので!」とアピールした。
「星の王女さま」は本日より4月15日まで天王洲 銀河劇場にて上演されたのち、26日から28日には愛知・春日井市民会館でも上演される。
星の王女さま
2018年4月6日(金)~4月15日(日)東京都 天王洲 銀河劇場
2018年4月26日(木)~4月28日(土)愛知県 春日井市民会館
<出演者>
伊藤理々杏 / 岩本蓮加 / 梅澤美波 / 阪口珠美 / 佐藤楓 / 中村麗乃 / 向井葉月 / 吉田綾乃クリスティー(以上、
リンク
- 「星の王女さま」 | Nelke Planning / ネルケプランニング
- 乃木坂46公式サイト
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