湯木慧×日野祥太、舞台に続き「嘘のあと」MVでもコラボ

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湯木慧の楽曲「嘘のあと」のミュージックビデオがYouTubeで公開された。

湯木慧「嘘のあと」ミュージックビデオのワンシーン。

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湯木慧「嘘のあと」ミュージックビデオのワンシーン。

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「嘘のあと」は2月に配信リリースされたシングル「チャイム / 嘘のあと」の収録曲で、昨年11月に上演された舞台「人生の最後はきっといつも最悪。」の主題歌として書き下ろされたラブソング。本日3月23日に東京・渋谷duo MUSIC EXCHANGEで行われた湯木のワンマンライブ「水中花」でも上映されたMVは、舞台「人生の最後はきっといつも最悪。」の脚本・演出を手がけた日野祥太がディレクションを担当している。

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湯木慧 コメント

初めて舞台の為に主題歌として書き下ろした曲です。
お稽古を見に行かせていただき今回の役者さん方の迫力や“演じる”という事の深さ、怖さ、美しさを目の当たりにして生まれた作品です。
舞台本番では劇中に入り、弾き語りで劇世界に加わらせて頂いたり、物語に曲を書き下ろす深さを経験させて頂いた一曲です。
MVは初めて役者さんに出演して頂くという形で、ストーリー性の強いMVにしました。ストーリーや情景などを想像してもらうというより実際を観せて考えていただくという形にしてみました。

日野祥太 コメント

舞台「人生の最後はきっといつも最悪」に出てくる主人公目線で生まれた楽曲「嘘のあと」。
稽古場を訪ねて来た彼女が、作品を通して、その場の空気、熱、感情、愛を肌で感じた末に生み出されたこの曲。
文字だけでは伝わらなかった「愛の形」が、彼女の中で、カチッという音が鳴ったのと同時に、はまった瞬間があったのだろうと思う。
その日の稽古の後、あっという間に送られてきたこの曲に、僕は狭い場所に充満した多大なる愛を感じた。
今まで、自分の中で生まれ出たものを歌詞に、歌に、その思いを綴っていた彼女は、当時何かの壁にぶつかっていたらしく、「濁ってしまったから、曲が作れなくなっている」と話してくれた。
ただ、そのタイミングでの出会いが、この曲に関わる全ての者の、まるで家族のような居場所を作り、また、新しい土に一歩踏み入れるきっかけを与えてくれていたのかもしれない。
撮影は、大雪の日を含む3日間。大雪により過密で過酷なスケジュールとなったのも、今では思い出して笑えてしまう。
「人間」という生物の描写を包み隠さず投影した今作。汚い、と思うかもしれない。でもそれが美しい、と捉えられるかもしれない。
それが、人間本来の姿であるという事。「湯木慧」の楽曲はいつだって、「人間臭さ」を感じられる。それが融合された作品になった。
観られた方の、それぞれの感性、それぞれの解釈により、この曲がまた一層広がり続けてもらえる事を祈っている。

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