次松大助、阿片戦争以降の中国を背景に描く5年半ぶり新作ソロアルバム

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次松大助THE MICETEETH)の新作ソロアルバム「喜劇“鴉片”」(シーヂィー・ヤーピィエン)が5月16日にリリースされる。

次松大助

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喜劇“鴉片”

次松大助「喜劇“鴉片”」
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次松が新作をリリースするのは2013年1月に発売された「Ballade for Night Zoo」以来およそ5年4カ月ぶり。本作は次松が阿片戦争以降の中国を背景にその時代で阿片に翻弄された人々や、中国の芸術文化といったものをイメージしながら構築した作品で、ジャズ、ラテン、室内楽などをポップに落とし込み、抒情的な世界観を表現した全11曲が収録される予定だ。レコーディングには藤井寿光(Dr)、服部将典(B / NRQ)、織原良次(B)、菅原達哉(G)、武井努(Woodwinds)、波多野敦子(Strings)らが参加する。

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次松大助 コメント

もともとの発端は、「これはなんでしょうクイズ」(出題者が「これは赤いです」「これは野菜です」「これは夏に実をつけます」などのヒントを出して、回答者が「それはトマトです」と答えを導き出すもの)で、答えの部分を「阿片」にしていくつかヒントを出していったときに、ひょっとするとどこかの段階までは「それは音楽です」と誤答できるんじゃないかと思ったことが始まりです。何かが違っていれば、音楽は阿片になれたのか、音楽にも恍惚や白濁を、あるいは戦争を催すことができたのか。そう考えると、戦争まではやはり現実的ではないですから、それらをお芝居(とりわけそれが喜劇)の形で表現できたらなお面白いな、と思ったのがきっかけです。そこから、阿片戦争以降の中国を背景に様々な時代をそこで生きた人々、婉容(えんよう・満洲国の皇后)を始め阿片に翻弄された人々、または中国で培われた芸術や文化(建築や衣装、香炉、茶や茶器など)、そういったものを片隅に置いて、今回のアルバム全体の音像を組み立てました。

次松大助「喜劇“鴉片”」

01. 喜劇“鴉片”
02. まぼろしの日
03. 真夏の雪
04. 伽藍
05. 花束を
06. 枇杷に捧ぐ
07. Dad,why am I ugly?
08. 木蓮の花庭
09. ソナチネ“睡蓮”
10. これくらいの
11. 世は春の日と

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読者の反応

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Hiroki TOMINAGA @hiroki_tominaga

この次松君のコメントめちゃくちゃ面白いRT
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