3月14日にリリースされた「ボクラなりレボリューション」のリリース記念イベントは、この日が最終日。ステージの周りには施設を埋め尽くす約2800人のみ!るきーず(M!LKファンの呼称)が集まり、会場は開演前から活気にあふれていた。
5人が舞台上に姿を見せると、み!るきーずは大歓声で彼らを迎える。佐野勇斗が「今日は最終日!盛り上がっていきましょう!」と呼びかけ、吉田仁人が「姫たちへの最高の感謝を込めて。聴いてください」と言うと1曲目の「Special Thanx」へ。ファンへの感謝の思いを歌い上げると、続く「新学期アラカルト」では勇斗と塩崎太智が勢いよくステージ前方へと飛び出してみ!るきーずの大きなコールを誘い、一体感を高めていった。
山崎悠稀が響かせるパワフルなボーカルで幕を開けた「テルネロファイター」では、鋭い視線を投げながら力強いダンスを見せた5人。続くアッパーチューン「めちゃモル」でも熱気あふれるステージングを見せ、メンバー紹介パートで太智が「もっと目立ちたーーい!!」と絶叫するとオーディエンスは大いに盛り上がった。また、MCパートではエネルギッシュなパフォーマンスから一転、にぎやかなクロストークでファンを楽しませる。勇斗の突然の問いかけから「好みの女性は年上? 年下?」という話題になると、メンバーは“年上派”の板垣瑞生、悠稀と“年下派”の勇斗、太智、仁人に分裂。「お姉ちゃんがいるから、年上の人のほうが安心する」(瑞生)、「自分が何かをするのが好きだから、年下の子に何でもやってあげたいと思う」(仁人)などと熱く意見を交わしたが、議題を挙げた勇斗自身が「しっかりしてない子を支えたいけど、自分が甘えたいなってときもある……」と最後まで悩み抜き、ほかの4人から「優柔不断!」と総ツッコミを受けていた。
熱いパフォーマンスとにぎやかなトークでファンをもてなしたこの日のライブのラストナンバーは「ボクラなりレボリューション」で、5人はさわやかにこの曲を届ける。サビで彼らが手を挙げるポーズを取るとオーディエンスも同じ振りをし、会場は大きな一体感に包まれた。
なおライブの最後には、BLACK M!LKの1stミニアルバムが6月13日にリリースされることが発表された。BLACK M!LKはM!LKのライブにたびたび登場する、M!LKとは正反対のコンセプトを持ったクールな5人組で、発表を行った仁人は「僕たちはなんのことだかさっぱりなのですが、彼らに『言っとけ』って言われたから言いました」と伝言の経緯を語った。作品の詳細についてはM!LKのオフィシャルサイトで発表されるので、気になる人は続報に期待しておこう。
M!LK「ボクラなりレボリューション」発売記念イベント 2018年3月18日 東京ドームシティラクーアガーデンステージ セットリスト
01. Special Thanx
02. 新学期アラカルト
03. テルネロファイター
04. めちゃモル
05. ボクラなりレボリューション
※塩崎太智、山崎悠稀の崎はたつさきが正式表記。
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音楽ナタリー @natalie_mu
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