昨日3月15日に東京・全労済ホール スペース・ゼロにて
3月23日に20歳の誕生日を迎える佐野。彼の生誕祭は、警備員の1人として場内に紛れ込んでいた佐野本人が正体を明かして集まったファンを驚かせるという、遊び心いっぱいのサプライズで幕を開けた。
黄色い歓声に包まれながらステージに上がると、佐野は「こんにちは! 佐野勇斗と申します。皆さん、今日はありがとうございます。すごいね! ピンクのペンライトばかりっ!!(笑)」と興奮気味に挨拶。そして、スペシャルゲストとしてM!LKのメンバーの塩崎太智をステージに呼び込んだ。
ファンから集めた質問に答える「20歳の佐野勇斗に聞きたいこと」コーナーに移ると、佐野は「20年間で1番うれしかったことは?」という問いに「マジな話していい? M!LKに入れたこと。メンバーの一員になれたこと!」と回答し、ファンからの温かい拍手を受ける。また「M!LKとしてデビューした自分と、今20歳になった自分で、大きく変わったところは?」という質問が投げかけられると、彼は「僕ね、あまり変わってないんだよね」と答えた。
するとこの答えに塩崎が「そうだよね、変わらないことで有名だもんね(笑)。勇斗はM!LKに入った当時から優しいし、本当にお兄ちゃんだし、仕事が忙しくてもその優しさが変わらないっていうのがすごくいいところなんじゃないかなって僕は思います。疲れてても全然顔に出さないし、そこが素敵」と反応する。この言葉を聞いた佐野の目にはみるみるうちに涙があふれ「やめてよ。僕あんまりしんみりしたくないんですけど、本当にこのメンバーじゃなかったらやってこれなかったと思います……ダメだ、泣けてくる。大変なこともあるんですけど、こうやって集まってくれる皆さんがいるとがんばれます。本当にありがとうございます」と思いを語っていた。
続いて展開されたのは、佐野の「みんなと一緒にカラオケに行った気分を味わいたい」という願望を実現させたカラオケコーナー。ここで彼は「テルネロファイター」をチョイスし、来場者と大いに盛り上がる。このコーナーには成人を記念した乾杯も盛り込まれ、イチゴミルクの注がれたグラスを手にした佐野と塩崎は、佐野の「皆さん、今日は生誕祭に来てくれてありがとう!」というかけ声で乾杯した。
終盤には、書道6段の腕前で「謙虚」と20歳の抱負を書き上げた佐野。彼は「『謙虚』と『感謝』と、父からずっと言われていたんですけど、この気持ちを忘れずに20歳もがんばりたいと思います」と言葉に込めた思いを明かすと「あと、『むくまない』。ハンバーガーを食べるとすぐ顔がむくむ……。ハンバーガー食べてもむくまないようにがんばります!」と茶目っ気たっぷりに宣言した。イベントのラストは「佐野勇斗ー!」「大好きー!」というコール&レスポンスで締めくくられ、彼は「ありがとうございました! また機会があれば会いに来てください!!」と謙虚に呼びかけていた。
※塩崎太智の崎はたつさきが正式表記。
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音楽ナタリー @natalie_mu
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