小西康陽の7inchプロジェクト、ピチカート・ファイヴ2作品がアナログ化

小西康陽の監修によるコンピレーションアルバム「エース」シリーズから、アナログ化の要望が多かったピチカート・ファイヴの2作品が7inchシングルとして5月16日に2枚同時にリリースされることが決定した。

小西監修の「エース」シリーズは、小西が「今クラブで回したい」「7inchのアナログ盤で出してほしい」という観点からセレクトした楽曲をまとめたコンピレーション作品。今回アナログ化されるのは、田島貴男（ORIGINAL LOVE）がボーカルを務めていた時代のアルバムから3曲を選りすぐった「女王陛下のピチカート・ファイヴep」と、ピチカートの3代目ボーカリスト・野宮真貴が正式メンバーとして加入する以前に発売されたシングル「ラヴァーズ・ロック」の2作品だ。

「女王陛下のピチカート・ファイヴep」には、1989年発売のアルバム「女王陛下のピチカート・ファイヴ」から、ORIGINAL LOVEのバージョンでも知られる人気曲「夜をぶっとばせ」、高浪慶太郎の作曲によるインストナンバー「オードリィ・ヘプバーンの休日」、小西作詞作曲のロックナンバー「新ベリッシマ」の3曲を収録。「ラヴァーズ・ロック」のオリジナルバァージョンは10分を超える楽曲であるため、A面「ラヴァーズ・ロック -7"edit-」、B面「ラヴァーズ・ロック -Version-」と小西自身によるエディットで収められる。