今回の作品は、和田のデビュー50周年記念シングルとして発表されるもの。コラボのきっかけは昨年秋にボイメン研究生が和田の「古い日記」をカバーしたことで、和田がカバー曲について「いい曲は継承されなきゃいけないからうれしいし、面白いね」と反応したと聞いたBOYS AND MENのプロデューサーが今回のコラボを打診し、シングルリリースに至った。
本日2月22日に東京都内のスタジオで今作のジャケット写真の公開撮影が行われ、和田とボイメン研究生は報道陣の取材に応じた。「愛を頑張って」について、和田は「老若男女、すべての方の背中を押せるような曲。私世代には懐かしいモータウンサウンドだし、若い人には新しいと思ってもらえるんじゃないかな」と説明する。またボイメン研究生の印象を問われると彼女は「明るいですよ。何よりまず、お行儀がいいです」と返し、この言葉に10人は「ありがとうございます!!」と力の限り感謝を伝えた。
また、撮影で着用した鮮やかな3色の切り替えが印象的なワンピースについては「カラフルなボイメン(のイメージカラー)と被らない色にしました。彼らを従えるビッグママって感じ出てるでしょ?」と笑顔を見せた和田。前日に行われたミュージックビデオの撮影で、ボイメン研究生たちとすっかり打ち解けたといい「本当に面白かった。昔の自分を思い出しますよね。(芸能界の)縦社会について、待ち時間に彼らに全部教えましたから(笑)」と明かす。和田に“縦社会”のいろはを叩き込まれたというボイメン研究生は会見中終始声をそろえて「はい!!」「ありがとうございます!!」と和田の発言に反応し、素直な彼らのリアクションに和田は「うるさいんだよ(笑)」と耳を手で押さえながら目尻を下げていた。
会見終盤には、報道陣から「和田さんの心の鐘を鳴らしたメンバーはいますか?」という質問が。10人が「はい、はい!」と手を挙げてアピールしながら和田の様子をうかがうと、和田は「全員ですよ。10人束になってかかってこないと鳴らせないですよ」と答えた。最後にボイメン研究生たちに発言のチャンスを与えられると、最も勢いよく挙手した北川せつらが「この『愛を頑張って』と言う曲、一緒に歌わせてもらって僕ら自身も『がんばるぞ!』っていう気持ちが芽生えたというか……めちゃめちゃ熱い応援ソングになってます!」と勢いよくコメント。彼の勢いに報道陣があっけにとられると、和田は「前へ出る勇気!」と彼の健闘を讃えていた。
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古柳アキ @koyanagi_aki
和田アキ子、ボイメン研究生とコラボシングル発表!ジャケ撮影で10人の“ビッグママ”に(写真19枚) - 音楽ナタリー https://t.co/AAQwKpPVRE