板野友美「ずっとやりたかった」生バンド編成の全国ツアー決定

板野友美が、4月21日より全国ツアー「板野友美 LIVE TOUR 2018 ～Just as I am～」を開催することを発表した。

これは本日2月10日に東京・ららぽーと豊洲にて行われたニューシングル「Just as I am」の発売記念イベントでアナウンスされたもの。本ツアーで板野は2月28日リリースの「Just as I am」を携え、4月21日の宮城・darwin公演を皮切りに、愛知、大阪、福岡を回り、東京・マイナビBLITZ赤坂でファイナルを迎える。ツアーについて板野は「今回のツアーでは、ずっとやりたかった生バンドで回ります。ダンスナンバーが多くてなかなか生バンドでやるのは難しかったんですけど、そういった楽曲も今回は生演奏でやります」と宣言。「もともとの楽曲が素敵なので、アレンジはあまり変えたくない」とこだわりをにじませつつ、「板野友美の曲はいい曲だなってみんなに思わせたいです。楽曲の素晴らしさを伝えたいです！」とアピールした。板野のオフィシャルファンクラブでは、会員を対象に本日2月10日18:00よりチケットの先行予約申し込みを受け付ける。一般の先行販売は3月10日15:00にスタートする。

本日のららぽーと豊洲でのインストアイベントで板野は、既発曲を披露したあと、新シングルと2月19日発売の写真集「Wanderer」の共通コンセプトが「自分らしさ」であることを説明。「自分らしさって簡単に言いますけど、それが一体なんなのか。自分のことをもっと知ろうと思って。今回が10枚目のシングルで、ソロデビューしてから7年目になります。これからのこともいろいろ考えて自分にお手紙を書きました」と、自身で作詞した「Just as I am」について言及していく。ここでは自分に向けて手紙を書いたことで浮き彫りになった自身の思いを歌詞に落とし込んだと、歌詞が完成するまでのプロセスが明かされた。

また写真集やミュージックビデオは板野お気に入りのアメリカ・ロサンゼルスで撮影されたもの。海外ロケがひさしぶりだったという板野は、「自分を探しに行く旅みたいな気持ちで撮影に挑みました。写真集、MVで見せている表情はロサンゼルスで感じたままの表情を出しています」とコメントし、「Just as I am」を聴きながら撮影したロケ最終日のシーンでは、感情があふれて思わず撮影中に涙したことなどを回想した。

トークはさらに続き、14歳で芸能界デビューをしてから26歳になり、自分の人生を振り返ったと話す板野。「デビューからの12年間を振り返ったり、これからのことを考えたり。皆さんも人生のこと、考えますよね？ 20代後半になると、男女問わず人生の岐路に立つと思うんです。自分がこの先どうしていくのかとか、仕事をどうするのか、いつ結婚、出産をするのかとか……どういう老後にしようとか、貯金しなきゃとか（笑）」と述べ、ファンはうなずきながら耳を傾ける。そんな観客を前に板野は「選択肢が増えていく中で、どうしたら一番幸せなのかを選ぶのは難しいことです。だけど、そうなったときに自分の選択は間違っていないと思えるような、背中を押してくれるような楽曲ができました」と「Just as I am」の内容に触れ、「今まで流されて生きてきたって思う人もいるかもしれないけど、それも自分の選択だと思います。私も26年間生きてきて、自分で選択してきて今ここにいます。自分の選択を信じて、前を進んでいこうという気持ちが込められた楽曲になっているので、皆さんそれぞれの解釈でこの歌詞をいいものにしていただければいいなと思います」と伝えると、会場からは拍手が自然と沸き起こった。そして、「たくさんの思いが詰まった新曲を聴いてください」と、新曲「Just as I am」をファンの前で初披露した。

なおKING e-SHOP限定で「Just as I am」のKING e-SHOP盤5形態とフォトブック付きのWanderer盤、ドキュメンタリーDVD「Documentary of “Just as I am / Wanderer”」の発売が決定。「Just as I am」は形態によりジャケットが異なるほか、KING e-SHOP盤の購入者を対象に抽選で全国ツアーの公開リハーサルに紹介するキャンペーンや、全形態の購入者に先着で「板野友美オフィシャルカレンダー2018」をプレゼントする企画などが用意されている。ドキュメンタリーDVDは同シングルと同じく2月28日にリリースされる。詳細はKING e-SHOPの商品ページで確認を。