alcottが音楽×小説×映像の新プロジェクト始動、小説執筆はカツセマサヒコ

alcottが新プロジェクト「LOVE LETTERS」を始動させた。

このプロジェクトはalcottが3月から4カ月連続で恋愛をテーマにした新曲を配信リリースするというもの。さらに各楽曲にあわせた小説と映像も同時に発表される。小説はTwitterでの恋愛妄想ツイートが人気のライター・カツセマサヒコが、映像はMy Hair is Badなどのミュージックビデオを手がける映像制作会社isai Inc.が担当。3月15日に「第一話 -告白記-」、4月16日に「第二話 -春へ-」、5月21日に「第三話 -予報外れのラブソング-」、6月19日に「第四話 -小火-」が公開される。今回のプロジェクトについて貴田宰司（Vo, G）は「この“LOVE LETTERS”というプロジェクトは3組の作り手たちが一堂に会して、あなたの元に『手紙を届ける』というただ一点に全力を注いだラブレターズポストマンのお話です。物作りにおいて、作品が決して独り善がりなものではなく、届くべき場所に届くように、祈りを込めて」とコメントしている。

あわせてalcottは3月から4月にかけてライブツアー「“大監禁” TOUR 2018 -愛の手錠編-」を実施。さらに5月には大阪・Music Club JANUS、6月には東京・TSUTAYA O-Crestにてワンマンライブを行う。

貴田宰司（Vo, G） コメント

自分が今まで書き綴っていたものは歌詞と呼べるような大それたものではなくて、もっと身近なもの。恋人、家族、仲間、時に自分自身に向けた手紙のようなものだと気づきました。書く人がいて、それを読む人がいる。この“LOVE LETTERS”というプロジェクトは3組の作り手たちが一堂に会して、あなたの元に「手紙を届ける」というただ一点に全力を注いだラブレターズポストマンのお話です。物作りにおいて、作品が決して独り善がりなものではなく、届くべき場所に届くように、祈りを込めて。

カツセマサヒコ コメント

貴田さんが書く歌詞は、時に強い言葉を選んでも、どこか女性的でやわらかいニュアンスが漂う。
僕がつくる物語の世界観にも近しいものを覚えたので、「歌詞を基に小説を書く」という今回の仕事を受けることにしました。
歌詞と歌詞の行間を読み取り、そこに新たな物語を吹き込む。これまでやったことのない作業の連続ですが、自分ひとりでは作れなかった魅力的なキャラクターたちを描くことができて、感動すら覚えています。歌詞と映像と小説、いずれも一緒に楽しんでもらえたら幸いです。

映像監督 大畑貴耶（isai Inc.） コメント

「想い」を伝えるのも携帯1つで事足りる時代だからこそ、今回「ラブレター」というテーマに非常に意味があると感じました。 手紙の内容をスタッフ達と想像を膨らませながら作ったり非常に楽しんで制作を行えました。alcottの素晴らしい楽曲、カツセさんの小説の世界観をぜひ映像でも感じて頂ければ幸いです。