知念侑李「アポロン」完成披露でピアノ生演奏「熱くなりましたね」

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知念侑李(Hey! Say! JUMP)が主演を務める映画「坂道のアポロン」の完成披露イベントが、本日2月5日に東京都内で行われた。

左から三木孝浩監督、中村梅雀、中川大志、知念侑李、小松菜奈、真野恵里菜。

左から三木孝浩監督、中村梅雀、中川大志、知念侑李、小松菜奈、真野恵里菜。

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「坂道のアポロン」は小玉ユキのマンガを三木孝浩が実写化した作品。長崎・佐世保に転校してきた高校1年生の主人公・西見薫がクラスメイトとの出会いを通じ、ジャズの魅力に目覚めていく様子と、彼らの10年にわたる絆が描かれる。本日のイベントには知念と三木監督のほか、薫と同じ高校に通う学校一の荒くれ者・川渕千太郎を演じる中川大志、彼の幼なじみで薫が思いを寄せる少女・迎律子役の小松菜奈、律子の父親でレコード店店主の迎勉を演じる中村梅雀、千太郎が一目惚れする美大生・深堀百合香役の真野恵里菜が登壇した。

本作で初の映画単独主演を務めた知念は、「お話を聞いたときから撮影に入るまではプレッシャーに押しつぶされそうになりながら生活してきたんですけど、現場に入ったらスタッフの皆さんも温かい方々で、すんなりと入っていけました」と大役を務めた感想を語った。撮影時の思い出を尋ねられると「みんなで撮影の合間にバドミントンしたり。キャストやスタッフの皆さんと撮影以外にもコミュニケーションを取れたのが、温かい作品になった要因じゃないかと思います」と明かした。

「Moanin」をセッションする知念侑李(左)と中川大志(右)。

「Moanin」をセッションする知念侑李(左)と中川大志(右)。[拡大]

この作品では知念がピアノで、中川がドラムでジャズを演奏し絆を深めていく。演奏シーンについて聞かれた知念は「最初の練習で周りの大人の方々がびっくりするくらい褒めてくれて(笑)。(褒め方が)うまかったですね! 気持ちが乗りましたね(笑)」、中川は「昔ちょっとドラムを習ってたことがあるんですけど、初めて練習した日は全然叩けなくて、帰り道に『確実に千太郎くん降ろされたな』と思いました(笑)」と振り返る。2人は練習の進み具合についてメールでやり取りを繰り返していたとのことだが、スタッフがそれぞれを褒めるのを聞いて「焦りながら練習してました」とお互いに言い合い、三木監督から「仲いいな、おい!(笑)」と突っ込まれていた。また2人のセッションを見守っていた小松も「いきいきと楽しそうで、時に目線がイチャイチャしてて(笑)。お互いがお互いを高めあって、いいものにしていくのが伝わりました」と現場の様子を明かした。

セッションを終え、互いを称える中川大志(左)と知念侑李(右)。

セッションを終え、互いを称える中川大志(左)と知念侑李(右)。[拡大]

イベントの後半では劇中でも演奏されるジャズの名曲「Moanin」を、知念のピアノと中川のドラムで披露し、観客を大喜びさせた。彼らの演奏する曲は途中で「Happy Birthday to You」に代わり、ステージ袖からバースデーケーキが登場。2月16日に誕生日を迎える小松へのサプライズに、客席からも拍手と「おめでとう!」という祝福のメッセージが沸き起こった。演奏を終えた知念は「久しぶりに目を合わせてやるのは熱くなりましたね」、中川は「目を合わせるたびにキュンキュンするんですよ(笑)」と、ひさびさのセッションを喜んだ。

最後に知念は「トークと演奏、楽しんでいただけたでしょうか?」と観客に呼びかけ、大きな拍手に「よかったです。今日はゆっくり眠れそうです(笑)」と安堵の表情を浮かべていた。映画「坂道のアポロン」は3月10日に全国公開される。

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(c)2018映画「坂道のアポロン」製作委員会 (c)2008小玉ユキ / 小学館

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𝘀𝗵𝘀𝗵∗(ο^w^) @shshxxx

【イベントレポート】知念侑李「アポロン」完成披露でピアノ生演奏「熱くなりましたね」(写真10枚) @ 音楽ナタリー https://t.co/AJzEv6cM2d

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